9月7日に開催された2024浦江イノベーションフォーラムの開幕式で、上海市は、総額100億元の未来産業基金を設立することを発表しました。政府による投資・指導によって、初期のテクノロジー投資市場への信頼を高め、イノベーション創出の源の優れた成果を新たな質の生産力に転換することを促進します。

2024浦江イノベーションフォーラムの開幕式で総額100億元の未来産業基金が設立されました。（チャイナデイリーに提供される写真）

上海市科学技術委員会によると、上海未来産業基金には、政府の指導、長期的なサポート、失敗の許容といった特徴があります。今回の100億元は上海市財政が全額出資し、基金の期間は最長15年で、状況に応じて3年の延長を申請することもできます。

上海未来産業基金の運営において、上海国投公司は国有資本が支配する市場化基金管理プラットフォームの形成を主導し、未来の産業分野への早期投資に重点を置き、各種リソースと協働して、投資の検証とインキュベーションのためのオープンな一体化プラットフォームを構築します。

紹介によると、この基金は「直接投資+サブファンド投資」モデルを採用し、戦略科学者委員会、テクノロジープロジェクトマネージャーの投資研究チーム、概念検証資金の連携投入メカニズムを設立するといいます。その中で、直接投資は、主に未来産業分野の重要な戦略プロジェクトに投資され、サブファンド投資は、サブファンドに最大50%出資することができ、買い戻し利益還元のメカニズムが設けられています。

情報源：新華網