上海で外国人が語り合う「上海のスピード感」と「上海の温かさ」

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先日、上海で「外国人が上海のビジネス環境の最適化と『加速度』向上を語り合う」をテーマにしたサロンが開催されました。このサロンは、上海市人民政府外事事務所と上海市人民対外友好協会の指導の下、中国日報社事業発展部と新メディアセンターが主催し、中国日報社上海支社と中国日報網が共催したものです。

(写真・チャイナ・デイリー)

サロンには、上海に滞在する多国籍企業外国人エグゼクティブ、上海白玉蘭記念賞の外国人受賞者、外国人起業家、有名ネットブロガー、留学生など、多くの国のゲストが招かれ、共に上海の活力と魅力を感じて話し合いました。上海市人民政府外事事務所主任兼上海市人民対外友好協会常務副会長の孔福安氏、上海市発展改革委員会副主任の陳彦峰氏、中国日報社副総編集長の劉偉玲氏などの指導者や来賓が出席しました。

(写真・チャイナ・デイリー)

 

サロンでは、「上海のスピード感」と「上海の温かさ」という2つのサブフォーラムを中心に、上海が一流のビジネス環境を構築し続け、制度的な開放を拡大し、ハイレベルな対外開放を加速させる方法について深く議論がなされました。ゲストたちは、政策や制度、企業の発展、個人の仕事や生活の経験など、さまざまな視点から見識を共有し、温かく和やかな雰囲気に包まれました。

孔福安主任はスピーチの中で、「上海は『国際化・イノベーション・包容力』の都市です。上海はまた、上海で起業するすべての皆様をサポートするために、良好なビジネス環境を提供することにも取り組んでいます。上海は、契約履行の面では世界第1位、司法対応の質では世界第3位にランクインしています。これらの順位は、上海のビジネス環境が良好であることを強く証明しています。上海はまた、上海で働き・生活し・学習する外国人の皆様をサポートするために、ワンストップの国際サービスポータルサイトを提供しています」と述べました。

陳彦峰副主任は「上海という都市は、何千何万もの企業と共に成長・発展し、互いに惹きつけ合い、認め合い、高め合ってきました。これこそが最高のビジネス環境であり、最も望ましいビジネス環境でもあります」と述べました。彼はまた、「上海のオープンで透明なビジネス環境を確保するために、一方では海外の進んだビジネス環境ルールを吸収する必要があります。また、他方では各地方や各部門のビジネス環境を最適化する優れた実践を法律法規の形で定着させる必要があります」と強調しました。

(写真・チャイナ・デイリー)

上海のオープンで透明性が高く、利便性も高いビジネス環境は、ゲストの誰もが認めるところでした。例えば外資のネガティブリストの削減、スタートアップ企業へのサポート政策、または上海国際サービスポータルサイトのような外国人が上海で生活する上での便利なサービスなど、上海市が企業に対して実施している政策や制度のいずれを見ても、上海は強い競争力と発展の「加速度」を示しています。良好なビジネス環境に加え、上海は多様な文化的な魅力も秘めています。「上海の温かさ」サブフォーラムにおいて、さまざまな分野の外国人ゲストが集まっていることこそ、上海が広範に国際的な人材を惹きつけていることを証しています。

(写真・チャイナ・デイリー)

今回のサロンからは、上海が新たなハイレベルな制度的開放を構築し、よりオープンな心で世界の企業と人材を受け入れ、ハイレベルな国際協力・交流でレベルの高い改革開放と質の高い発展を推進するという決意が伝わってきました。

情報源:上海発展改革、中国日報