「投資上海・グローバルの旅プロジェクトの最新政策セミナー(日本篇)」が東京で開催

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5月27日、「世界へ繋ぐ 上海と共に未来を創ろう」をテーマとした「投資上海・グローバルの旅プロジェクトの最新政策セミナー(日本篇)」は東京で成功裏に開催されました。イベントは、2024年上海世界投資促進大会がもたらした新たな投資機会を捉え、上海の魅力と活力を国際市場に共有し、世界資源をさらに結び付け、上海の新たな産業高地の形成を支援することを目的としています。

上海市経済と情報化委員会張英主任

上海市経済と情報化委員会の張英主任は挨拶の中で以下のように述べました。上海は中日経済貿易協力の重要な地域であり、新たな質の生産力と産業チェーン協力の促進において、窓口としての役割をよりよく発揮していくと述べました。上海は常に、「海、百の川を納め」という都市精神を持って、数え切れないほどの夢想家や実業家に、ビジネスを始めるための舞台を提供してきました。上海は外国投資者にとって最も人気のある投資先の一つであり、多国籍企業グローバルサプライチェーンと産業チェーン展開の第一候補地の一つでもあります。統計によりますと、上海には6600社以上の日本企業があり、その数は中国第1位となっています。 多くの優秀な日本企業が上海で急速な発展への道を見出しています。

現在、上海は14の主要産業チェーンと32の細分化された分野での配置を強化し、現代産業システムの構築を加速し、新型工業化を推進しており、大きな発展空間と可能性を秘めています。上海での投資を拡大し、協力ウィンウィンの中でさらなる発展を実現することを期待しています。

中国駐日本大使館経済商務処申宇公使

中国駐日本大使館経済商務処の申宇公使は、上海と日本が企業、大学、科学研究機関の間の交流を深め、デジタル経済分野での革新的な協力を強化し、グリーン・低炭素、医療健康など、幅広い分野でより深いレベルでの発展を実現することを期待していると述べました。

日本貿易振興機構(ジェトロ)企画部海外地域戦略主幹日向裕弥氏

日本貿易振興機構(ジェトロ)は日本と世界経済を結びつける日本の政府機関であり、ジェトロ企画部海外地域戦略主幹の日向裕弥氏は、同機関が中国と日本企業間の投資と貿易交流の促進に積極的な役割を果たしていくと述べました。

上海市経済と情報化委員会産業投資処の李甲処長

上海市経済と情報化委員会産業投資処の李甲処長は「投資上海・主要産業チェーンチャンス」プロモーションを行いました。同氏は、上海が新たな質の生産力を育むという重要方向、及び東京の重点発展産業分野を結びつけ、基盤モデル、人型ロボット、メタバース、バイオ製造、新材料、水素エネルギーという明るい見通しと広い協力空間を持つ6つの上海の主要産業チェーンのニッチ分野の投資チャンスを特別に紹介しました。

臨港新片区、静安区、長寧区は上海経済開放の重要な窓口であり、強力な総合経済力と際立った国際性を備えた都市地域でもあります。イベントでは、関係責任者が地域のプロモーションを行い、地域の優位性のある産業、ビジネス環境、発展計画を紹介しました。臨港新片区は多くの日本大手企業を誘致し、東方チップ港や大型航空機園区などの最先端技術集積地を建設し、質の高い産業を育成し、質の高い人材を集め、世界一流の産業群を作ることに取り組んでいます。長寧区は虹橋国際オープンハブ範囲内唯一の中心部エリアで、デジタル経済が最大産業と最強エンジンです。静安区は本部経済、建物経済、対外経済を「3枚の黄金の名刺」として、開放度が高くて革新的な活力が強い産業エコロジーの構築に努めています。

不二(中国)投資有限公司の峯村政孝董事長

不二(中国)投資有限公司の峯村政孝董事長が「投資上海」に関する経験と思いを語りました。同氏は、上海は公正で法整備が整い、市場化された国際大都市であり、新しいものを容易に受け入れ、外資系企業が中国市場に参入する際最初の選択肢です。今後、不二製油は上海に根を下ろし、優れた資源を活用して、より多くの新製品と新チャネルの開発に取り組んでいくと示しました。

プロジェクト契約調印式の様子

イベントでは、静安区、長寧区、臨港集団と多数の企業は主要プロジェクトに関する契約を締結し、上海における日本資本企業の配置をさらに強化しました。

戦略的協力協定調印式の様子

上海市投資促進サービスセンターは、日中経済貿易センター、日中投資促進機構と戦略的協力協定を締結し、三者はそれぞれの優位性を活かし、中日の企業間の経済貿易交流のチャネルをさらに円滑化し、企業投資に対して的確かつ丁寧で高品質なサービスを提供します。

情報源:ウィチャット公式アカウント「投資上海Invest Shanghai」