上海観光フェスティバル、パレードの山車が外灘を彩る
9月12日夜、第37回上海観光フェスティバルのメインパレードが外灘(バンド)で盛大に開幕した。
華やかにライトアップされた21台のテーマ山車が街を彩り、歌や踊りを披露する国内外の21組のパフォーマンス団体が登場。黄浦江のほとりに国内外から多くの観光客が集まり、中国におけるインバウンド観光の「最初の訪問地」、都市観光の一番人気の地、そして文化・観光が融合したモデル都市としての上海の魅力を満喫した。
パレードの様子(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
パレードは、「美しい都市」「イノベーションの都市」「人民の都市」などのテーマで構成され、練り歩きながらパフォーマンスを披露し、上海各区の特色や中国各地の文化、海外の文化・観光資源を多角的に表現した。そして、活気あふれる街の風景、美しい山河、そして、異なる文明間の交流や友好のストーリーを生き生きと描き、観客を魅了した。
また、パレードには多くの海外パフォーマーが国境を越えて参加し、上海の黄浦江畔のステージで、それぞれの国の文化を披露した。クロアチアの「聖ヨハネ・バトンチアリーダーチーム」は、メンバー34名全員が今回が初訪中。パレード参加後は数日間上海を観光し、その後北京を訪れて古都の魅力を楽しむ予定である。ポーランドの民族舞踊団「希望の光」のメンバー、ミハリナ・ヤチェフスカさんは「ビザ免除政策のおかげで、中国への入国はとてもスムーズでした。上海のグルメや黄浦江の沿岸の夜景は、忘れられない第一印象になりました」と語った。
パフォーマンスを披露する外国人パフォーマー(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
今回のパレードでは、博物館展覧会と現場でのコラボレーションも実現した。ペルーとメキシコのパフォーマンスチームは、開催中の人気展示「世界樹の頂点:アメリカ大陸古代文明展」の話題性に乗ってその文化を発信した。湖南省・通道侗(トン)族自治県のパフォーマンスチームは、開催中の「貴族の邸宅:馬王堆漢墓における生活美学とその形成」展と呼応する演出を披露。今年の上海観光フェスティバルの「クラシックシーズン」で開催される約170のイベントのうち、20近くのイベントが質の高い博物館・美術館の展覧会である。市民や観光客が「昼は展覧会を鑑賞し、夜は山車のパレードを楽しむ」という、文化資源とパレードの相乗効果を生んでいる。
プロジェクションマッピングによる光と影のショー(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
さらに、今回のパレードでは、テクノロジーを活用した演出も大きな見どころで、浦発銀行ビルでは、アップグレードされたプロジェクションマッピングによる光と影のショーが上演され、建物の壁面が巨大なスクリーンへと変貌した。また、今年のパレードの目玉の1つとなったのが、開催を控える「第48回技能五輪国際大会」を盛り上げる特別パフォーマンスである。パレード会場には技能五輪をテーマにした山車が初登場し、上海観光フェスティバルのマスコット「楽楽(ラーラー)」と第48回技能五輪国際大会のマスコット「能能(ノンノン)」「巧巧(チャオチャオ)」が共演。過去の技能五輪チャンピオン、文化・観光業界の現場スタッフ、上海の都市アンバサダーらが一堂に登壇し、世界に向けて「技能五輪へ行き、上海を巡ろう」と呼びかけ、会場の盛り上がりは最高潮に達した。
「第48回技能五輪国際大会」を盛り上げる特別パフォーマンス(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
パレードの終了後も10月6日まで、山車とパフォーマンスチームは浦東新区、虹口区、静安区、松江区など10余りの区にある主要商業エリアや文化・観光スポット、街頭で展示パレードやパフォーマンスを行う予定である。
今年の上海観光フェスティバルは「1つのフェスティバル・2つのシーズン」という開催モデルを継続している。「クラシックシーズン」は10月6日まで続き、期間中に300以上の重点イベントを展開する。その一環として「技能五輪に行き、上海を巡ろう」をテーマに、100か所の「滬小游(上海ミニ観光)」サービス拠点、マイナー言語でガイドを行う100名の都市アンバサダー、100の厳選観光ルートを用意しており、国内外の観光客が技能五輪の魅力を体感し、上海の素晴らしさを存分に楽しめるよう環境が整えられている。
出典:上観新聞、WeChat公式アカウント「上海黄浦」