外国人が暮らしやすい街へ 浦東新区が多文化共生型コミュニティづくりを推進

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浦東新区は、上海市で外国人住民の集中度が最も高い地域の一つとして、外国人にとっては上海到着時の玄関口であるだけでなく、暮らしやすく働きやすい魅力的な地域でもある。現在、浦東新区の「第15次5カ年計画」に基づき、開放性、革新性、文化的要素を兼ね備えた現代的な都市エリアの建設を加速させ、ビジネス環境と生活環境の国際化促進に取り組んでいる。

外国人たちが「定住しやすく、快適に暮らせる」ように、浦東新区は文化・観光資源と情報発信プラットフォームを統合し、きめ細かなサービス、心温まる交流、そして文化融合を通じて、外国人住民が質の高いコミュニティ生活に深く溶け込めるよう支援する。

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太極拳を体験する外国人住民

濰坊新村街道にある「世茂濱江花園」コミュニティでは、「コミュニティ文化キャンプ」が外国人住民の地域社会への参加を促進する架け橋となっている。外国人住民の言語やデジタルスキルの不足に対応するため、同街道では「ボランティア・スター計画」を立ち上げた。この計画では、実生活に基づいた中国語レッスンを通じて、QRコード決済、行政手続きの予約、ナビゲーションや配車サービスの利用といった実用的なスキルを外国人住民に指導し、彼らが中国で快適に生活できるよう支援する。

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中国語レッスンを受ける外国人住民

さらに、中秋節や端午節といった伝統的な祝祭イベントの開催や、親子向け・ペット愛好家向けの交流会を通じて、中国人と外国人の住民が交流を深め、地域社会の絆を強める。

一方、陸家嘴街道では、「専門のソーシャルワーカー+外国人ボランティア」という新たなサービスモデルを導入した。同街道は中国語・英語対応の文化解説ステーションを設置し、専門のソーシャルワーカーが無形文化遺産の工芸技術や伝統的な習俗を分かりやすく解説することで、文化的な隔たりを解消する。

また、「国際ボランティア体験官」プロジェクトを通じて、外国人住民を招き、商業エリアの多言語表示の誤りの修正やビジネス環境の改善に向けた提言に参加してもらうことで、彼らを地域生活の「参加者」から「建設者」へと変え、開放的で友好的な国際的なイメージをアピールする。

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陸家嘴街道では、「専門のソーシャルワーカー+外国人ボランティア」という新たなサービスモデルを導入した。

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無形文化遺産の工芸技術の体験型イベントで活躍する外国人ボランティア

浦東新区の魅力は都市だけでなく、田園地帯にもある。大団鎮では、国内外の人々が「春のひととき」を共に過ごし、桃畑の中で宋錦を素材に、桃の花の形をしたペンダント作りなどの無形文化遺産を体験し、旬の果物や野菜を収穫することができる。この文化観光商品は農耕文化、無形文化遺産の継承、そしてエコツーリズムを深く融合させたもので、外国人たちに農村振興の成果を紹介するとともに、中国と外国の友好交流の新たな一ページを描き出す。

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桃の花祭り期間中、大団鎮で無形文化遺産を体験する外国人

言語コミュニケーションから感情の結束へ、地域参加から文化的アイデンティティの確立へと、浦東新区は多元的なガバナンスを通じて、より包摂的で温かみがあり、国際的な雰囲気と生活感が見事に調和した地域コミュニティのエコシステムを築き上げている。

※写真提供:濰坊新村街道、陸家嘴街道、大団鎮

出典:WeChat公式アカウント「浦東発布」