輸入博のミニプログラムが「Easy Go」で利用可能に

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現在、第8回中国国際輸入博覧会(以下、輸入博)の来場者は、デジタルプラットフォーム「入境通(Easy Go)」上の専用ミニプログラムを通じて、今回の輸入博に関する各種の情報を取得できるようになりました。

「Easy Go」は、海外から上海を訪れる観光者向けのワンストップ型のデジタルサービスプラットフォームであり、フードデリバリー、公共交通、観光情報、チケット予約、ショッピング・免税額の即時還付など、複数の機能を統合しています。

このプラットフォームは、中国のモバイル決済アプリ「Alipay(アリペイ)」を基盤として開発されたもので、英語版インターフェースに対応しています。さらに複数の言語でのリアルタイム翻訳機能を備え、世界各国からの来訪者に、上海滞在中の快適で便利なサービス体験を提供します。

「Easy Go」のホームページの目立つ場所に配置されている輸入博のミニプログラムでは、展示エリアの構成、会場マップ、イベントス日程、来場者登録などの主要情報にワンタッチでアクセスすることができます。

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輸入博のミニプログラム画面(写真・上海国際サービス)

また、拡張現実(AR)技術のサポートにより、ユーザーは上海の国家会議展示センター内の各展示ホールやブースの位置を簡単に確認できます。

国家会議展示センターの会場内に設置された17のサービスステーションでは、来場者が「Alipay(アリペイ)」の非接触型決済および顧客エンゲージメントソリューション「Alipay Tap!」のタッチポイントにスマートフォンを軽くかざすだけで、自動的に輸入博のミニプログラムが起動し、輸入博に関するさまざまなリソースや情報にアクセスすることができます。