上海、外国人の上海生活をサポートするための日本語版サービスハンドブックを発行
上海の対外開放が進むにつれて、上海で仕事・生活を始める外国人が増えてきており、その中には日本人も多く含まれています。日本人の皆様がいち早く上海での日常生活に溶け込めるように、日本語版の外国人向け上海サービスハンドブックである『日本人のための上海ワンストップガイド』(以下、『ワンストップガイド』)が発行されました。この『ワンストップガイド』には、上海の基本情報、生活サービスに関する情報やガイド、特色ある文化・レジャー施設の紹介などが掲載されています。
(写真・施培琦/青年報・青春上海)
『ワンストップガイド』の翻訳は容易なものではなく、東京海上日動(中国)のボランティアチームの日本人スタッフたちの協力なしには成し得ませんでした。
『ワンストップガイド』が実際に使えるものにするために、ボランティアチームは『ワンストップガイド』が使われるシーンを考えながら、最適な表現を選ぶ必要がありました。例えば、上海の道路名の翻訳では、手書きで住所を入力したり、ドライバーに目的地を伝えたりするという実際の利用シーンを考慮して、中国語の漢字とピンインを組み合わせて翻訳をしたりしました。
ボランティアチームは翻訳をするだけでなく、新しいコンテンツを追加するための提案も行いました。例えば、屋外でスマホの電池が切れるという不測の事態への対処法を提案しました。そして、上海市人民対外友好協会(以下、「友好協会」)はすぐに専門チームに連絡して「街頭でレンタル充電池を借りる」というビデオを制作してもらい、QRコードを読み込んで見る形式で『ワンストップガイド』に追加しました。
(写真・施培琦/青年報・青春上海)
東京海上日動の岩井副社長は、「友好協会の国際体験担当者プロジェクトに参加した際に、国際体験担当者のWeChatグループで、友好協会のスタッフが各国の人々の感想やアドバイスに真剣に耳を傾け、採用してくれたことがとても印象的でした。そこに上海の国際性、活力、温かさを感じました」と述べました。
情報源:青春上海News——24時間青年報