中国の口岸ビザ(出入国検査場における外国人へ発給するビザ)の申請
中国の「口岸ビザ」は一部の国で見られる「アライバルビザ(VOA)」に類似したものですが、これはビザを取得するための「方法」あるいは「手段」の一つです。中国の関連法規に基づき、一般旅券を所持する外国人が緊急に入国する必要があり、在外公館で中国入国ビザの手続きを済ませる時間がなかった場合、口岸ビザを申請して入国することができます。
適用範囲
一般旅券を所持する外国人で、商取引・協力、訪問・交流、投資・起業、親族訪問、私用などの事由により緊急に中国へ入国する必要がある場合、あるいは葬儀への参列や重篤な患者の面会などの人道的理由により、在外公館でビザの手続きを済ませる時間がなかった場合、出入国審査場のビザ発給機関に申請し、口岸ビザの発給を受けることができます。
申請方法
●窓口申請:外国人申請者は必要な申請書類をすべて揃え、上海市の指定出入国審査場に到着した後、窓口でビザ申請を行う必要があります。
●オフライン事前申請:上海市の招待機関(招待者)は招待された外国人に代わって、事前に上海市の口岸ビザ発給機関にビザ申請を行うことができます。申請書類は上海浦東空港の口岸ビザ受付室(非洲街、五洲南路付近)または上海虹橋空港の口岸ビザ受付室(第1ターミナル国際線到着ロビー)に提出する必要があります。
●オンライン事前申請:上海市の招待機関(招待者)は、上海市政府の行政サービスプラットフォーム「一網通弁」または上海市出入国管理局の電子行政プラットフォームにある「個人口岸ビザ」欄から、招待された外国人に代わって事前にビザ申請を行うことができます。
申請に必要な「口岸ビザ申請書」や「外国人学生の上海短期研修に関する経済保証書」などの書式テンプレートについては、メールアドレス(shcrj3@163.com)までお問い合わせください。
申請書類
申請者は、本人の有効なパスポートまたはその他の国際渡航書類、および中国への緊急渡航の事由を証明する関連書類を提出し、承認を受けた後、ビザを申請した出入国審査場から入国しなければなりません。
例えば、緊急のビジネス活動を行うために入国する場合、招待機関が作成するビジネスの目的、緊急事態、主な旅程を記載する招待状および、緊急事態を証明する書類を提出しなければなりません。詳細については、入国予定地のビザ発給機関にお問い合わせください。
有効期間と滞在期間
口岸ビザは1回の入国に限り有効で、滞在期間は最長30日間です。
電子口岸ビザ
電子口岸ビザは紙のビザと同等の法的効力を有します。申請者は本人のパスポートと電子ビザを提示することで入国し、滞在することができます。
電子ビザの所持者は上海市内のいずれかの出入国審査場から入国し、中国のいずれかの出入国審査場から出国することができます。電子ビザは1回の入国に限り有効で、入国有効期間は15日間、滞在期間は最長30日です。上海市公安局が発行する電子ビザは観光、ビジネス、人材誘致、就労、私用などの目的を対象としています。
上海市内の招待機関は上海市公安局出入国管理総隊の公式サイトにログインし、外国人申請者に代わってビザ申請情報を提出することができます。
電子口岸ビザの発給後、招待機関は外国人申請者に代わって「確認書」のPDFファイルをダウンロードし、申請者に送信する必要があります。申請者は「確認書」を電子デバイスに保存するか、印刷して紙媒体として保管することができます。
口岸ビザの申請に関する詳細については、サービスホットライン「12367」にお電話いただくか、上海市公安局出入国管理総隊の公式サイトでご確認ください。
更新日:2026年7月15日
出典:国家移民管理局