中国舞劇「朱鷺」は日本に舞い戻り、平和、環境保護、友好の理念を

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-02-20

中国舞劇「朱鷺(トキ)」は、2014年に日本での初演の成功以来、国内外で300回以上上演されています。中日民間交流において、トキは特別な意味を持っています。環境破壊により、トキは日本ではほぼ絶滅しましたが、20世紀末に中国から日本に導入され、そこからトキは日本で繁殖を始めました。トキは中日文化交流の象徴として、上海万博の日本館でも展示され、その際に上海歌舞団団長の陳飛華氏に創作のインスピレーションを与えました。4年間の入念な磨き上げを経て、舞劇「朱鷺」は「海外へ」進出し、日本を国際舞台への第一歩にしました。

舞剧朱鹮.jpg

舞劇「朱鷺」のワンシーン(写真・舞劇「朱鷺」)

日本民主音楽協会の招待を受け、中国人民対外友好協会の組織の下、上海歌舞団の舞劇「朱鷺」は2月16日に再び日本ツアーに出発しました。その後の2か月以上にわたる公演は、「朱鷺ブーム」を再び巻き起こし、中国舞踊の独自の魅力を披露するとともに、中日文化交流の架け橋を築き、芸術の力で人間と自然の調和を伝えます。さらに、人間だけの家を守るのではなく、共通の美しい家を守るというより深いビジョンを表現します。トキは文化交流の象徴だけではなく、この「平和の鳥」が日本に飛び、平和、環境保護、友好の理念を引き続き伝えています。

出典:WeChat公式アカウント「上海外事」、上海市社会組織国際交流促進会