巨鹿路は、韓国からの観光客の目には、「聖水洞」「江南東」「道山カフェ通り」のような「おしゃれな小道」とも呼ばれています。巨鹿路にはヨーロッパ風のカフェやレトロなショップが立ち並び、異国情緒が漂っています。この道を散策していると、まるで外国の街にいるような気分になります。ここでは、ショッピングもブランチもカフェもワンストップで楽しむことができます。

それでは、魅力あふれる巨鹿路の世界の人気スポットをご紹介しましょう。

Sof Garden

（写真・WeChat公式アカウント「静安文旅」、以下同じ）

上海でロマンチックな時間を過ごしたい方や写真を撮るのが好きな方に、おすすめなのが「Sof Garden」です。ヨーロッパ風の庭園を背景に、ゆったりとした時間を楽しむことができます。カフェに入ると、広々とした庭園と中央の優雅な噴水が迎えてくれます。カフェは1階と2階に分かれており、ゆっくりと食事を楽しむことができます。窓際の席に座って、通りを行き交う人々を眺めていると、とっても癒されます。

アフタヌーンティーメニューは毎日15:00～17:00まで提供されており、上海旅行の中で上品な雰囲気の中で軽いスイーツやサンドイッチとともにお茶を楽しむのはパーフェクトな体験です。

住所：巨鹿路853号

営業時間：09:00～23:00

プラスワン・カフェ

上海の巨鹿路のもう1つの人気スポットが「プラスワン・カフェ（Plusone咖啡館）」です。中国映画『愛情神話』のロケ地として知られ、アートと市井の風情が融合した独特の魅力があります。

中に入ると、1階はオープンエアカフェのような心地よい雰囲気で、巨鹿路のローカルさと絶妙に調和しています。通りとの開放的なつながりが、ひときわリラックスさせてくれます。2階に上がると、アートの要素に満ちたギャラリー風のスペースが広がり、バルコニーからは通りを見渡せます。ここは地元の人々にも人気の場所です。ぜひ、ここの「タンフールー（糖葫蘆）」を試してみてください！

住所：巨鹿路794号

営業時間：09:00～20:00

福利カフェ行×大炎行FULLYCAFE

どこにでもあるような人気スポットに疲れたなら、ぜひ「福利カフェ行×大炎行FULLYCAFE」に足を運んでみてください。店の入口は一見、売店のようですが、実は中に小さな中庭があります。

店の中央には競技用バイクが展示され、壁には賞状や様々なヴィンテージアイテムが飾られるなど、オーナーのバイクへの情熱を感じさせるバイカーカルチャー溢れるデザインに満ちています。

この店のコーヒーの質も相当なもので、「ダーティ」は滑らかで印象的、ライスミルクラテは濃厚で重層的です。春には小さな中庭で日向ぼっこをして、リラックスしたり友人とちょっとした集まりをするのに最適です。

住所：巨鹿路789号

営業時間：09:30～01:00

More Than Eat 758

巨鹿路にある「More Than Eat 758」はユニークなフードコート・スタイルのレストランです。ここでは、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地の料理を一度に楽しむことができます。

店内はモダンでスタイリッシュな空間が広がっており、独立した飲食ブースがいくつも設置されています。インダストリアルスタイルのバー、シンプルな和風の寿司屋、トロピカルな東南アジアレストランなど、それぞれ個性的な内装が目を惹き、そのどれもが、小さなグルメの世界にいるような気分にさせてくれます。また、フードコート内には居心地の良いラウンジエリアや植物が飾られ、リラックスした雰囲気で食事ができます。

「More Than Eat 758」は、1人当たり40元程度の軽食から200元のフルコースまでと価格帯が広く、周辺のオフィスワーカーにとってコスパの良い選択肢となっています。

住所：巨鹿路758号

営業時間：11:00～24:00

出典：WeChat公式アカウント「静安文旅」