ドラマ『繁花』、上海市黄浦区が舞台!

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先日、ドラマ『繁花』が中国で大ヒットしました。ロケ地の約半分は上海市黄浦区にあります。

・上海和平ホテル

『繁花』のストーリーは上海和平ホテルで始まりました。かつて上海最高の建築物といわれ、90年代の上海で最も豪華で高級なホテルの1つでした。

同ホテルは9か国をテーマにしたスイートルームが有名で、そのうちドイツ・インド・スペインテーマスイートルームはホテルの5階、フランス・日本・イタリアテーマスイートは6階、中国・イギリス・アメリカテーマスイートは7階にあります。

住所:上海市南京東路20号

 

・外灘27号外貿ビル

ドラマ『繁花』に出てくる外灘27号の貿易ビルは、元々ジャーディン・マセソン・ビルでした。同ビルは1955年、国有化された後、上海市対外貿易局のオフィスビルとして長期的に利用されました。

現在、同ビルは保護修繕により、オフィス・ビジネス・飲食を一体化した上質な建築物となり、ルーズベルト公館・ロレックス旗艦店・ラファエル会所・久事美術館も同ビルに位置しています。

住所:上海市中山東一路27号

 

・浙江路橋

140年の歴史を持つ浙江路橋は、数回破壊されてもなお蘇州河にかかっていて、黄浦区と静安区を繋いでいます。アジアでも珍しい単線魚型鋼製トラス橋であり、現在蘇州河に残されている第2の鋼製構造の古橋です。

 

・南京路歩行街

『繁花』に出てくる沪聯商厦のモデルとなったのは、当時実在した華聯商厦、つまり現在の永安百貨です。永安百貨の前身である永安会社は、南京路の有名四大百貨店の1つです。

住所:上海市南京東路635号

 

・黄河路

黄河路は『繁花』の主な舞台となった場所で、金八仙、悦来酒家、粤味館などこれまでドラマに登場した老舗レストランを見つけることができます。

『繁花』に登場した至真園のモデルは、黄河路にある苔圣園です。苔圣園は1993年に開業され、最初に黄河路に進出した上海料理店の一つです。