上海立信会計金融学院
上海立信会計金融学院(SLU)は2016年6月に元上海立信会計学院と元上海金融学院の合併によって設立され、会計とファイナンスを特色とする全日制一般高等教育機関です。同校は、有名な教育者・会計士で「中国現代会計の父」と呼ばれる潘序倫氏が1928年に創立された立信教育事業を起源としています。
現在、同校は上川路、文翔路と中山西路の3カ所にキャンパスを構え、敷地面積は1200ムー(約80万平方メートル)を超えています。また、顧唐路に新キャンパスを建設中です。現在、全日制在籍学生数は18000人以上で、そのうち専門職修士課程の在籍学生数は360人以上います。
同校に15の学院(研究科相当)、39の専攻・コースを開設しています。また、2つの国家級特色専攻、1つの国家級人材育成モデル革新実験区(会計学)、9の国家級一流学部専攻建設プログラム、10の上海市一流学部専攻建設プログラム、3つの上海市級の専攻総合改革の試行学部専攻、13の上海市直轄大学応用型試行学部専攻を備えています。
同校に専任教師1240人余り、高級職の教師460人余り、博士号取得者700人余りで、専任教師の3分の1以上が海外留学経験と経歴を持ち、2分の1以上が「兼任型教師」の資格を持つなど、計1630人以上の教職員がいます。
経営学と応用経済学は、それぞれ上海高等教育機関のⅠ類、Ⅱ類のハイレベル専攻に選ばれました。現在、上海市社会科学イノベーション研究基地が1カ所、上海市高等教育機関シンクタンクが2つ、上海市レベルの研究機関(プラットフォーム)が6つ、上海市レベルの重点現代産業学院建設プロジェクトが2件あります。出版・発行された『会計与経済研究』はCSSCIジャーナルに選ばれています。
上海立信会計金融学院。(写真・lixin.edu.cn)
同校は開放的な運営方針を堅持し、国際交流と協力を常に深めています。海外の100数校と教育機関と連携関係を結びました。デンマークIBAと協力し、孔子学院を設立し、アメリカのニュージャージー工科大学と金融工学(金融技術分野)の学部中外協力教育プログラムを実施したほか、欧州連合の大学と共同でエラスムス・ムンドゥス(Erasmus Mundus)教師・学生交流プログラムを実施しています。また、中国―中・東欧大学聯盟、中国―ロシア経済学関係大学聯盟、東南ヨーロッパ・黒海地域経済学関係大学聯盟、中外財経教育聯盟に加入しています。
お問い合わせ
浦東キャンパス: 上海市浦東新区上川路995号
松江キャンパス: 上海市松江区文翔路2800号
徐匯キャンパス: 上海市徐匯区中山西路
(2023年9月15日時点のデータ)