子どもの上海での就学について

City News Service

中国では日本と同様、9年制義務教育制度が採用されています。つまり、国民は子女に小学校から中学校まで、九年の普通教育を受けさせる義務を負います。義務教育の以外に、就学前教育、高等教育なども実施されています。

就学前教育は、一般的に就学前の幼児が通う保育園と通常3年間の幼稚園(幼児園)の教育を指します。高等教育は大学や高等専門学校などの教育を指します。

大学入学まで

上海に住んでいる外国人として、子どもの大学前の教育について、地元の中国人学生が通う普通学校、インターナショナルスクール、地元の学校の国際部という3つの選択肢があります。。

地元の普通学校

上海居留許可証を持つ外国人の子どもは、地元の普通の幼稚園、小中学校に申請して通学すること、地元の生徒と同じ公立小中学校の9年間の無料義務教育を受けることができます。高校と幼稚園の学費は、地元の中国人の子どもの学費と同じです。

上記の学校に入学するには、まず、住んでいる地区の教育局に直接申請します。申請が承認されると、子どもが語学試験と学力試験に合格した後、最寄りの学校に通うことができます。

インターナショナルスクール

外国の機関、外資系企業、中国にある国際機関、または合法的に中国に居住する外国人によって運営される教育施設です。

幼稚園、小学校、中学校を含むこれらの学校は普通、上海の居留許可証を持つ外国人の子どもと、中国の香港・マカオ・台湾省からの学生に、就学前教育、基礎教育、学位コースを提供しています。

上海インターナショナルスクール一覧

うち、上海日本人学校は「虹橋校」と「浦東校(高等部を含む)」の2拠点のキャンパスがあり、小学校から高校までの学部があります。

地元の学校の国際学部

中国の地元の幼稚園、小中学校によって設置された特別な学部です。国際学部は通常、本校から独立して運営され、校舎、寮、カリキュラム、管理も別々になっています。

インターナショナルスクールや地元の学校の国際学部に入学させようする場合、事前に学校に連絡して子どもの入学資格を確認する必要があります。

高等教育

上海は中国の文化、経済、そして教育の中心地として知られています。計64校の大学があり、うち数多くのトップクラスの大学があります。

役立つリンク

上海市教育委員会

上海外国人子女学校青書

出典:シティ・ニュース・サービス