公証サービス
上海市長寧公証処は、1983年10月に設立されて以来、40年以上にわたり、上海の重要な法律サービス機関として発展してきました。同地区を拠点とし、市内全域を対象に、市民、企業、団体に質の高い公証法的サービスを提供しています。公証処は、司法支援、公証デジタル化、公共法律サービスなどの分野において、常にサービスモデルを革新し、人々の生活とビジネスに貢献しています。
2018年からは、地方裁判所の司法援助事項を幅広く支援してきました。2015年には、リモート公証ビデオ相談サービスを開始し、インターネットによるビデオ通信を利用し、地域コミュニティ向けの日常的な公証法律相談サービスが利用できるようになりました。2019年にはオンライン申請システムで、24時間365日公証申請を受け付ける「公証＋インターネット」サービスを開始しました。2022年、「長寧公証保存」の電子保存プラットフォームが導入されました。2023年、「玄関先までの公証サービス」プログラムは上海で最初の「民衆のための法治」プログラムに選ばれ、コミュニティ委員会を全面的に訪問する市内初のプログラムとなりました。同年、長寧で「裁判所＋公証＋民政」の三位一体建設モデルを開拓し、家庭法律問題の完全な「サービスチェーン」を共同で構築しました。
1999年以来、何度も「上海モデル機関」の称号を授与されています。長年にわたり、「中国優秀公証処」、「中国公共法律サービス先進集団」、「上海司法行政モデル団体」、「上海市優秀公証処」、「上海市知的財産権公証サービスブランドモデル機関」などの栄誉を獲得しました。
場所：上海市長寧区長寧路1055号5階
郵便番号：200050
ホットライン：021-62126364
オンライン申請プラットフォーム：長寧公証オンライン申請ミニプログラム
I.出生公証
※出生公証とは、申請者の申請により、当処が申請者の出生に関する法律上の事実を証明する活動を指します。
申請者は以下の書類を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(2)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(II)両親の身分証明書
1.両親が生きている場合：
(1)両親の身分証明書
(2)両親の戸籍簿
2.両親の一方または両方が死亡した場合：
(1)病院が発行した死亡診断書
(2)戸籍所在地の警察署が発行した戸籍抹消証明書
(III)両親の婚姻証明書
両親が離婚している場合は、民政局が発行した離婚証明書と離婚協議書
または、人民法院が発行した民事調停調書
または、人民法院が発行した民事判決書および判決有効証明書
(IV)申請者の出生証明書および一人っ子証明書
(V)申請者の出生登録証明書
(VI)親族関係証明書（申請者または両親の人事書類保管部門が記入すること）
(VII)写真：最近の2インチの証明写真；写真の枚数＝公証証書の枚数＋1
(VIII)代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となります。
注意事項：
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)申請者は上海出身であること。
(2)申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
2.外国人の場合は、「出生診断書のコピーが原本と一致する」ことを証明する公証書を提出する必要があります。
II.婚姻状況の公証
※婚姻状況の公証とは、申請者の申請により、当処が申請者の婚姻関係に関する法律上の事実を証明する活動を指します。
申請者は以下の書類を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(2)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(II)婚姻状況
1.結婚した場合：
(1) 婚姻証明書
(2) 写真：男女とも最近の2インチの証明写真；写真の枚数＝公証証書の枚数＋各1枚
2.離婚した場合：
(1) 離婚証明書
(2) 離婚協議書
または、人民法院が発行した民事調停調書
または、人民法院が発行した民事判決書および判決有効証明書
(III）代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となります。
注意事項
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)申請者は上海市内で結婚または離婚したこと。
(2)申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
(3)未婚（離婚、死別）の場合は、本人が申請すること。
2.外国人の場合は、「婚姻証明書、離婚証明書、民事判決書、民事調停書のコピーが原本と一致する」ことを証明する公証書を提出する必要があります。
III.親族関係の公証
※親族関係の公証とは、申請者の申請により、当処が申請者と親族との間に法律上の親族関係があることを証明する活動を指します。
申請者は以下の書類を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(2)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(II)親族の身分証明書（申請者と同じもの）
(III親族関係資料（婚姻証明書、出生証明書、一人っ子証明書、戸籍証明書書類など）
(IV) 代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となります。
注意事項：
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
2.親族関係の事実を証明するために、申請者は異なる機関が発行した証明書を2-3通提出しなければなりません。
IV.犯罪歴の有無の公証
※犯罪歴の有無の公証とは、申請者の申請により、当処が申請者が中華人民共和国滞在中に犯罪歴の有無に関する法律上の事実を証明する活動を指します。
申請者は以下の書類を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(2)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(Ⅱ)居住地の警察署が発行する「犯罪歴無し」の証明書
(III)人民法院が発行した刑事判決書
(IV)代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となる。
注意事項：
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要があります
(1)申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
(2)海外に居住する自然人は、上海市内に住所または常居所を有し、居住地の警察署が発行する「犯罪歴無し」の証明書を申請すること。
2.当該公証は6ヶ月間有効であり、有効期間に注意してください。
V. 運転免許証の公証
※運転免許証の公証とは、申請者の申請により、当処が申請者が所持する中華人民共和国の運転免許証が有効期間内であること、及び運転可能な車種に関する法律上の事実を証明する活動を指します。
申請者は以下の書類を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(2)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(II)有効期間内の運転免許証
(III)代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となります。
注意事項：
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)運転免許証が上海市で発行されること。
(2)申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
VI.学歴または学位の公証
※学歴または学位の公証とは、申請者の申請により、当処が申請者が卒業（修了）し、関連証明書を取得したことに関する法律上の事実を証明する活動を指します。
申請者は以下の書類を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(2)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(II) 認証書類
1.卒業証明書、学位証明書、在学証明書
2.経験証明書（人事書類保管部門による記入）
(III)写真：最近の2インチの証明写真；写真の枚数＝公証証書の枚数＋1
(III)代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となる。
注意事項：
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要がある：
(1)申請者が上海市発行の卒業証明書、学位証明書、在学証明書を有すること。
(2)申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
2.外国人の場合は、「卒業証明書、学位証明書、在学証明書、成績証明書のコピーが原本と一致する」ことを証明する公証書を提出する必要があります。
VII.他の書類のコピーの公証
※他の書類コピー公証とは、申請者の申請により、当処が申請者の文書のコピーが原本と一致していることに関する法律上の事実を証明する活動を指します。
申請者は以下の資料を提出してください。
(I)申請者の身分証明書
1.国内の自然人の場合：
(1)身分証明書
(2)戸籍簿
2.海外の自然人の場合：
(1)戸籍簿原本又は国内戸籍抹消証明書
(3)身分証明書（戸籍が抹消されていない方）
(II)公証書類
(III)代理人が代行する場合は、委任状と代理人の身分証明書が追加で必要となります。
注意事項：
1.申請者は以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)申請者が上海市で書類または証明書を取得すること。
(2)申請者が上海市内に住所または常居所を有すること。
2.個人証明書、例えば：在留カード、パスポート、通行許可証は本人が申請すること。
左から右へ：上海長寧公証所のWeChatアカウント、ミニプログラムのQRコード