上海 訪中外国人観光客のAlipay利用率が全国1位、2025年の消費額と取引量が前年比で倍増
春節が近づく中、中国の旅行市場は引き続き活況を呈しています。最新データによると、今年の元旦期間にビザ免除政策が適用された外国人入国者数は前年比35.8%増の29万2000人に達し、春節連休期間の国際線航空券予約数は前年比で4倍以上急増しています。
アント・インターナショナル(螞蟻国際)のグローバル統合ウォレットゲートウェイサービス「Alipay+」のデータによると、2025年通年で、Alipayの「外国カードの中国国内登録」と「外国ウォレットの中国国内利用」という2種類の利便性の高い決済サービスを通じて、1000万人以上の訪中観光客が中国のデジタルライフを体験し、訪中消費の成長率を100%以上牽引しました。Alipay「タッチ決済」を含む多様な新体験が、訪中消費の新たな可能性を引き続き引き出しています。2025年の国慶節連休期間中、Alipay「タッチ決済」による税還付処理件数は、前回の統計時間と比べて500%もの大幅な増加を記録しました。
「2026年も中国旅行の人気は持続するだろう」と、イタリア、ウズベキスタン、シンガポール、マレーシア、フィリピン、香港(中国)などの複数の海外デジタルウォレット企業のCEOは予測しており、ビザ免除政策の追い風と入国時の決済利便性の向上により、2026年にはさらに多くの海外観光客が「スマートフォン1台で中国を自由に旅する」体験を実現すると見込んでいます。
電子決済を利用する外国人観光客(写真提供・新聞晨報)
訪中観光客向けの海外版「Alipay」取引件数が1.6倍増加
Alipay+の「外国ウォレットの中国国内利用」はワンストップで提供され、海外ウォレット利用者が普段使いの電子ウォレットを自分のスマートフォンで直接利用できるようにしています。これにより、2025年の取引件数は1.6倍増加しました。この中国旅行ブームに対応するため、Alipay+と連携する複数の海外ウォレットはサービス範囲を拡大し続け、利用者の越境旅行における満足度向上に努めています。
欧州初のAlipay+対応の中国決済サービスを提供するイタリアのデジタルウォレット「Tinaba」は、利便性の向上により、より多くのイタリア人が「中国旅行」を新年のウィッシュリストに加えるよう後押ししています。中国とウズベキスタンの相互ビザ免除に伴い往来が増える中、2025年にはウズベキスタンの銀行Octobank傘下のデジタルウォレット「Octomobile」が同国で初めて中国で利用可能な電子ウォレットとなりました。外貨両替やカード登録を不要とする決済体験により、多くのウズベキスタンの国境貿易業業者、留学生、観光客は中国旅行の「初体験」を実現しました。
「入国+決済」の利便性が質の高い開放の価値を体現
中国旅行から中国生活へ、この「利便性」が牽引する越境ビジネスの活性化の背景には、国家による訪中外国人向け決済利便化取り組みの指導のもと、技術とサービスのアップグレードがあります。
入境決済利便化の取り組みにおいて、海外ウォレットのカバー率と利用シーンが最も多いインターネット企業として、アント・インターナショナルは現在、中国国内で7ブランドの国際銀行カードと13の国・地域の30以上のデジタルウォレットの利用をサポートし、100以上のサービスシーンをカバーしています。また、全国70以上の訪中観光客向け人気都市で1000以上の「訪中消費フレンドリー型商業エリア」を共同で構築しています。
午年の春節が近づくにつれ、各地の人気商業エリアでは、ビザ免除の追い風と決済利便性の向上を受け、新年により多くの海外観光客が訪れることを期待。(写真提供・新聞晨報)
ショッピングからサービスまで、Alipay+プラットフォームにはすでに500以上のアクティブなミニプログラムがあり、訪中観光客にローカライズされた便利な体験を提供しています。グローバルな多言語旅行メディアプラットフォーム「トラベル・アンド・ツアー・ワールド」は、ビザ免除のメリットと接続性向上の影響により、世界的な観光地としての中国の魅力が持続的に高まり、中国旅行業界の構造が深い変革を迎えていると予測しています。
世界的に見ると、Alipay+は現在40社以上のモバイル決済パートナーと連携し、100以上の市場をカバーしており、世界18億人のユーザーが1.5億の加盟店を簡単に利用できるようになっています。便利な決済とサービスが牽引する中国旅行ブームは、世界の旅行業界に地域成長を促進する有益な知見をもたらすとともに、グローバルな「交流ネットワーク」と「ビジネスネットワーク」の融合を一層促進すると見られます。
出典:新聞晨報