上海などの地域、決済利便化「先行示範区」の創設を積極的に推進
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今年以来、中国は訪中外国人の多様な決済ニーズにさらに応えるための一連の措置を導入し、多様で包括的な決済サービスシステムを引き続き改善し、決済利便性を引き続き向上させています。
端午節(今年は6月10日)連休中、地下鉄から美術館、大型ショッピングモールから専門店に至るまで、訪中外国人にとってより便利な支払いサービスが用意されました。上海や海南などは、海外発行カードの利用や外貨両替などの利便性を向上させるため、決済利便化「先行示範区」の創設を積極的に進めています。海南省の全国性銀行機関の海外銀行カードによる現金引き出しができるATM機の普及率は100%に達しています。今年、上海市の海外発行カードの利用に対応できるPOS端末が6万台を超え、中核商圏、空港、3Aレベル以上の景勝地などを完全にカバーしています。
今年、中国へのインバウンド観光の人気は高まり続けており、多くの観光都市が海外観光客にフレンドリーな観光消費目的地を積極的に構築し、景勝地、ホテル、レストラン、交通などのシナリオにおける支払いやデジタルサービスをアップグレードしています。現在、韓国、シンガポール、カザフスタンを含む9つの国と地域の主要なデジタルウォレットは、コードをスキャンして中国で消費することができます。また、「海外発行カードの追加」の操作プロセスを継続的に最適化し、支払い限度額を引き上げ、訪中外国人の支払いニーズを満たします。
統計によりますと、今年4月、POS端末での海外発行カード取引の件数と金額は2月に比べて倍増し、200万人以上の訪中外国人がモバイル決済を利用し、取引件数と金額は2月に比べて80%以上増加しました。
情報源:CCTVニュースアプリ、WeChat公式アカウント「上海外事」