グローバル科学技術イベント「S創上海2024」が上海で開催

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4回「海聚英才(英才が上海に集まる)」グローバルイノベーション・起業サミット「聚上海」のテーマ活動の1つである、S創上海2024(S-tron Shanghai)は9月20日から9月21日まで徐匯区の上海西岸センターで成功裏に開催されました。

2日間にわたるこの大会には世界30カ国以上から1万人以上の関係者2000社以上のスタートアップ企業、1500人以上の投資家、2000社以上のベンチャーキャピタルエコシステムパートナーが集まり、テーマ講演、ラウンドテーブルディスカッション、スタートアップ企業ロードショーなどのイベントを通して、共同でイノベーションを促進するプラットフォームを構築しました。

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(写真・澎湃新聞、S創上海2024)

大会には200名以上の国際的に著名なゲストが出席し、国際化率は40%を超えました。61の最先端のトピックについて参加者に深い思索の饗宴をもたらしました。さらに、アリババクラウド、稀宇極智、和鯨科技、奕譜科技、安必生、邁恩生物などの大手企業からのゲストが最先端のテクノロジーの課題や革新的なコンセプトを共有する「徐匯 1 時間」などの特別セッションも開催されました。現在の発展動向と科学技術の成果を踏まえ、個人、企業、業界とともに現状を新たな視点から考え、将来の科学技術イノベーションの潜在的価値を探求しました。

今回の大会の重要イベントの1つであるS創上海2024 ロードショーコンテストには、世界20カ国以上から500社を超える企業が参加しました。何カ月にもわたる厳格な審査を経て、80社以上が最終のオフラインロードショーコンテストに進出しました。53人の投資家が審査員およびゲストとして現場で観戦、コメント、交渉を行いました。同イベントは初期段階の企業やシードラウンド企業に製品を紹介しブランドを広める機会を提供し、高品質プロジェクトの発展を支援し、上海で実施できるためのプラットフォームを提供しました。

大会には100以上のスタートアップ展示エリアが設けられ、その3割はシンガポール、日本、ドイツ、フランス、韓国などからの国際出展者です。また、特別にデザインされた10以上のブースが設置され、さまざまな主要パークの企業が出展し、高品質のプロジェクト、優れた企業、優れた人材の間のイノベーションと交流のためのプラットフォームを作り出しました。

今回世界中から700人以上の若いボランティアはS創上海2024科創大会に参加して、イベントの手配、展示デザイン、物流サポート、ゲストの招待などを任され、若者の共創を通じて大会全体に若々しく国際的な雰囲気が生まれました。

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(写真・澎湃新聞、S創上海2024)

さらに、大会は、200以上の専門コミュニティパートナーを通じてコミュニティ協力システムを確立しました。世界的なコミュニティの協力により、活動の影響力と範囲が拡大すると同時に、国内の起業チームの国際起業動向に対する理解と情報取得が促進されました。同活動は国内と国際的なコミュニティインタラクティブネットワークシステムを構築するためのかけ橋となっています。

コミュニティシステムを通じて、S創上海2024科創大会は国際標準に準拠したイノベーション・起業エコシステムを構築しており、関係参加者がボランティアへ、ボランティアが出展者、ゲスト、投資家へと成長していきます。

情報源:澎湃新聞(The Paper