上海、多くのハイレベルなスポーツイベントがまもなく開幕
9月に入り、上海ではハイレベルなスポーツイベントの開催がピークを迎え、2025世界ローイング選手権、ATPツアー・マスターズ1000、ビュイックLPGA、上海申花と上海海港が再び参戦するAFCチャンピオンズリーグエリートなどが予定されています。
9月21日から28日にかけて、2025世界ローイング選手権が上海市青浦区で開催され、中国で開催されるのは今回が初めてです。関係者によると、同大会は上海が今年開催する最高レベルの単一種目の世界選手権であり、3つの「初めて」を生み出します。すなわち、表彰式を「初めて」競技場外の市街地で開催し、混合ダブルスカルと混合舵手付きエイトを「初めて」追加し、障がい者選手と健常者選手が同じ水域で競い合う世界「初めて」のローイング大会となります。
世界トップクラスのローイング選手が上海に集結します。(写真提供・東方網)
8月9日、中国サッカーリーグ(CSL)の上海ダービーが行われ、上海申花がホームで上海海港と対戦しました。収容人数7万2000人の上海体育場には6万31人の「赤」と「青」のサポーターたちが詰めかけ、スタジアム改修後の観客動員数で新記録を樹立しました。これは2025シーズンにおける上海サッカー界で最高の入場者数を記録したCSL試合となりました。
この上海ダービーは上海体育場改修後の最高観客動員記録を更新しました。(写真提供・東方網)
9月17日、上海海港は上汽浦東サッカー場でヴィッセル神戸と対戦します。その前日には、CSL準優勝の上海申花が韓国Kリーグの強豪・江原FCにアウェイで挑む予定です。上海市政府と国有企業の支援の下、上海は現在、中国で唯一のサッカートップリーグのダービーを開催する都市となっています。
2023年10月29日、上海海港がCSL優勝を果たしました。(写真提供・東方網)
また、今年の「上海の夏」国際消費シーズンの10大代表的なイベントの一つとして、2025ロレックス上海マスターズが9月29日から10月12日まで、久事体育館旗忠テニスセンターで開催されます。
先日発表された出場選手リストによると、昨年の覇者のヤニック・シナー、5度のグランドスラム優勝者のカルロス・アルカラスをはじめとする世界トップクラスの選手たちが上海で激戦を繰り広げます。世界ランキングで初めて直接出場権を獲得した中国の名選手のブ・ユンチャオケテ(布雲朝克特)、世界トップ100の男子シングルス選手のカルロス・アルカラス等が勢揃いします。また、フェデラーが上海マスターズのエキジビションマッチに出場し、10月10日にセンターコートで再登場します。
2024ビュイックLPGA上海で、上海出身の殷若寧選手が圧倒的な強さで優勝しました。(写真提供・東方網)
さらに、ビュイックLPGA上海が10月9日から12日まで上海市閔行区馬橋鎮の旗忠ガーデン・ゴルフクラブで開催されます。LPGAアジアの秋シリーズの開幕戦として、世界トップクラスの女子プロゴルファー81名が集結します。前回優勝者である上海出身の殷若寧選手と現在世界ランク1位のアタヤ・ティティクルが出場する予定です。
出典:東方網