「上海オーダーメイド」総合スペースが南京路に初登場

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「上海オーダーメイド」は今年、上海市が重点的に推進する都市消費の新たなシンボルだ。このほど、市内初となる「上海オーダーメイド」総合スペースが上海第一百貨商業センター内にオープンした。数多くの老舗ブランド、オリジナルデザインブランド、無形文化遺産関連の事業者が集結。「上海オーダーメイド」が誇る職人技やデザイン力、革新的なサービスを発信するとともに、都市型オーダーメイド産業の規模拡大に向けた道筋を模索している。

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「上海オーダーメイド」総合スペース内の様子(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」、以下同様)

フロアに足を踏み入れると、まず上海民族楽器一廠が手掛けるブランド「敦煌」の楽器が目を引く。展示ブースには、プロ仕様の琵琶や古筝が並び、外観デザインや使用素材、音色に至るまで、利用者の好みに応じた細かなカスタマイズが可能となっている。上海民族楽器一廠の喬楊柳副総経理は、「伝統的な潮州音楽の雰囲気を再現したい場合でも、山東箏曲や河南箏派の箏曲など力強く響き渡るスタイルを表現したい場合でも、あるいは携帯性に優れた仕様を望む場合でも、当社は多様化するユーザーのニーズに合わせて、従来の供給体制や製品開発のあり方を柔軟に見直すことができる」と述べた。

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隣接するブースでは、パック・マスクなどのスキンケア製品のオーダーメイドが展開され、ありきたりなコスメとは一線を画すサービスを提供している。「還行市場」創業者の王子燁氏は、「消費者の肌質に合わせて100種類以上の処方を組み合わせることで、消費者一人ひとりに最適なオンリーワンを届けることができる」と説明した。

実物製品のパーソナライズに加え、篆刻や書画の表装、陶磁器の修復といったオーダーメイド型の付加価値サービスも、「上海オーダーメイド」の新たな魅力となっている。

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「上海オーダーメイド」の活力は地元老舗の革新と進化だけでなく、地域を越えた産業連携にもある。浙江省湖州市はシルク製品を持ち込み、上海のデザインリソースや流通ネットワークと結びつけることで、シルク生地や都市記念品の共同オーダーメイド事業を展開している。

同スペースは「東洋の美学」「上海オーダーメイド」「東洋の無形文化遺産」「上海特産品」という4つのテーマを軸に、10以上のブランドから300点を超える特注商品をラインナップしている。まずはポップアップストアとしての試験運営を経て、年内に南京路沿いに初の常設テーマショップ「上海オーダーメイド」を開設する見通しだ。

出典:WeChat公式アカウント「上海黄浦」