上海では、仕事を終えた後、博物館や美術館を訪れ、最新の展覧会を鑑賞し、芸術の雰囲気の中で心を豊かにすることができます。

以下に上海の博物館・美術館のナイトツアーガイドをご紹介します。

上海博物館（人民広場館）

6月の毎週金・土曜日、人民広場館では夜間開館が継続して実施されます。毎回の開館時間が21:00まで延長されます（最終入場時間：19:00）。

現在、上海博物館で開催中の「ピラミッドの頂：古代エジプト文明展」（写真・WeChat公式アカウント「上海発布」、以下同）

現在、上海博物館では「ピラミッドの頂：古代エジプト文明展」が開催中です。7月1日から8月17日まで、上海博物館は毎日21:00まで夜間開館を行います（休館日の月曜日は除く）。展示期間の最終週には、徹夜イベントを実施し、史上初の「7日間24時間閉館なし」エジプト展で168時間連続開館の世界記録樹立を目指します。

夜間開館時間：9:00～21:00（最終入場時間：19:00）

所在地：黄浦区人民大道201号

趣看美術館

趣看美術館は今年1月に虹口に開館しました。初の展覧会「棟梁――梁思成・林徽因の学術文献展」は学術的深みと革新的な展示体験で注目を集めました。同展は「棟梁」をテーマとし、手稿・設計図・文書・映像・音声記録など約400点の貴重な展示品を通じて、梁思成と林徽因が中国建築分野で成し遂げた学術的業績を、体感的に理解できる文化的体験へと昇華させます。

趣看美術館

開館時間：火～日曜日10:30～21:00、最終入場時間：20:00

所在地：虹口区四川北路939号浜港商業中心6階

正好美術館

ヒューデック旧邸の近くにある正好美術館では、夜間開館イベントが行われ、来場者にユニークな芸術体験を提供しています。このたび、新たな展覧会「BE THE LIGHT 光になって」が公開されました。

正好美術館で開催されている「BE THE LIGHT 光になって」

開館時間：火～日曜日10:00～22:00

所在地：長寧区番禺路300弄7号B棟107室

浦東美術館

浦東・浜江エリアに位置する浦東美術館は年中無休に加え、夜間開館も実施しています。現在、美術館には2つの大型展覧会が公開されています。さらに6月からは、オルセー美術館の大型展覧会も浦東美術館で開催されます。

浦東美術館

開館時間：10:00～21:00（最終入場時間：20:00）

所在地：浦東新区浜江大道2777号

龍美術館（西岸館）

龍美術館（西岸館）では、毎週金～日曜日の開館時間を21:00まで延長されています（最終入場時間：20:00）。現在、美術館では「天地大観：時を越えた文明の刻印」「ジャン＝ミシェル・オトニエル：魔法」「汪一：川岸に沿う」の3つの大型展覧会が開催されています。

龍美術館

開館時間：サマータイム（4月1日～10月31日）火～木曜日10:00～18:00（最終入場時間：17:00）、金～日曜日10:00～21:00（最終入場時間：20:00）

所在地：徐匯区龍騰大道3398号

chi K11美術館

タイの芸術家WISUT PONNIMITの中国初個展「私が見逃した電話着信」と没入型展覧会「蘇東坡、ようやくお会いできて」の2つの展覧会がこのほど、chi K11美術館で開催されています。

chi K11美術館

開館時間：月～日曜日10:00～20:00

所在地：黄浦区淮海中路300号K11ショッピングアートセンターB3階

震旦博物館

毎週金曜日、震旦博物館の開館時間は21:00まで延長されます。観客は常設展のほか、館内主催の「ナイトレクチャー」にも参加できます。

震旦博物館

開館時間：火～日曜日10:00～17:00、金曜日は21:00まで延長、月曜日は休館

所在地：浦東新区富城路99号

出典：上海市文化観光局、WeChat公式アカウント「上海発布」