上海ファッションウィーク2027年春夏が開幕 上海の街全体が新作発表の舞台に
10月8日、上海ファッションウィーク2027年春夏が華やかに開幕しました。期間中には、新作コレクションの発表や商談会、業界フォーラム、国際的な初公開イベント、都市型ファッションイベントなど、多彩なプログラムが次々と展開されます。
開幕ショーを飾ったのは、上海発のファッションブランド「荷木(HEMU)」です。「シルクロード」をテーマに、雲錦や宋錦、綴織 、蝋纈染め、絞り染め、蘇州刺繍、ミャオ族の刺繍など、国家級無形文化遺産に認定された伝統技法を数多く取り入れた新作コレクションを披露し、観客をシルクロードの文明の世界へと誘いました。HEMUの創業者・楊鳳蕊氏は、「無形文化遺産の生命力は、実際に活用されることにあります。活用されてこそ、継承と発展が可能になるのです」と語りました。
開幕ショー会場の様子(写真提供・新民晩報)
メイン会場となる新天地では、今シーズンも、環境への配慮と人文的な魅力を兼ね備えたファッションショーが展開されます。今後1週間にわたり、米国、イタリア、フランス、デンマークなどのブランドが、それぞれの文化的背景やデザインの個性を反映した作品を披露し、太平湖のほとりを多様な地域の美意識が交わる舞台へと彩ります。
「アジア最大級のバイイングシーズン」を築く中核イベントとして、MODE上海アパレル・ファッション展2027年春夏も同日、上海で幕を開けました。5万平方メートルを超える会場には、中国、韓国、ロシア、フランス、イタリア、米国などから多彩なブランドやクリエイターが集結しています。出展ブランドの50%以上が海外ブランドとなり、フランスのギャラリー・ラファイエット、イタリアのANTONIOLI、アメリカの3NYをはじめ、国内外の専門バイヤーが多数来場しています。
同日に開幕した「MODE上海アパレル・ファッション展2027年春夏」 (写真提供・新民晩報)
さらに、世界各地の大型プロジェクトや注目イベントが相次いで上海に登場し、見どころ満載のイベントが数多く開催されます。10月9日には、「メルセデス・ベンツ×上海ファッションウィーク」のテーマ型ポップアップイベントが永源路エリアでオープンし、街なかでファッションの魅力を発信することで新たな街歩き体験を提供します。10月11日から13日までは、「東方・新中式」ファッションショー・展覧会が上海市歴史博物館で開催されます。
また、10月16日から25日まで開催される「上海ファッションウィーク・ファッションウィークエンド」では、「みんながバイヤーになる」をテーマに、バイヤーズマーケットや街なかのファッションショー、コミュニティーイベント、ファッションマップなどを展開します。ショーで発表された商品をその場で購入できる「See Now, Buy Now」や、チケット半券で特典を受けられるキャンペーンイベンなど、新たな消費スタイルを探ります。
市内各所で新作発表会や展覧会、コンテスト、消費関連イベントを開催することで、上海ファッションウィークは、上海というファッションの街を、新作の発表、商談・受注、一般向けの文化体験、ファッション関連の消費をつなぐ「首発(新製品、新製品、新技術、新サービスの打ち出しおよび第1号店オープン)」のプラットフォームへと発展させています。
出典:新民晩報、文匯報