台風通過後も警戒を 上海市が大雨・二次災害への防災ガイドを発表
japanese.pudong.gov.cn|
2026-08-11
台風13号「ドルフィン」の影響により、上海の一部地域では大雨や非常に激しい雨が発生した。台風は上陸後も北西方向へ進み、勢力は次第に弱まっているが、周辺の気流の影響により、引き続き降雨や強風が続く見込みである。大雨により、道路の冠水や交通の混乱などが発生する可能性がある。
ここで市民や観光客に、台風に関する基礎知識と安全対策を紹介する。天候の変化や警報・注意報などの最新情報をこまめに確認し、十分な安全対策を講じよう。
台風に関する基礎知識と安全対策
台風は強い破壊力を伴う自然災害であり、上陸後も雨や二次災害を引き起こす可能性がある。
台風は上陸後、勢力を弱めて消滅する場合もあれば、温帯低気圧へ変化する場合もある。しかし、温帯低気圧に変化したことは、雨風の影響が必ず弱まることを意味しない。変化の過程で寒気と結びつくことで、温帯低気圧がさらに発達し、より強い暴風雨をもたらす場合がある。
また、台風の勢力が弱まり、消滅(温帯低気圧への変化)に伴い、台風警報が解除された場合でも、台風の影響が完全になくなったことを意味しない。残った勢力により、引き続き大きな影響が生じる可能性がある。特に、強い雨による都市部や農村部での浸水・冠水被害、山間部での洪水、土石流、地滑りなどの二次災害には十分な警戒が必要である。
台風通過後のリスクに備え、以下の点に注意しよう。
大雨による浸水・冠水被害への備え
- 大雨の際は、地元政府や気象当局が発表する最新の降雨情報や警報・注意報をこまめに確認しよう。
- 不要不急の外出を控え、やむを得ず外出する場合は、冠水している場所や浸水の恐れのある区域を避けて行動しよう。
- 自宅への浸水の恐れがある場合は、浸水による感電事故を防ぐため、速やかに電源を切切ろう。
- 道路が冠水している場合は、危険を冒して通行せず、周囲の状況を確認し、危険な場所への立ち入りを避けよう。
- 河川や水路など、水位上昇による危険の可能性がある場所には近づかない。
- 冠水した道路を走行する際は速度を落とし、深い水たまりを無理に通過しない。車両が冠水区域でエンストした場合は、再始動せず、救援を待とう。
二次的な地質災害へ警戒を
- 強い雨が予想される場合は、山間部や地質災害の潜在リスクが高い地域へ近づかない。
- 山谷などに滞在せず、突発的な災害に備えて安全な場所へ避難しよう。
- 地滑りや土石流が発生した場合は、落ち着いて速やかに安全な方向へ避難し、災害発生区域から離れる。避難が困難な場合は、傾斜の緩やかな開けた場所へ移動する、または周囲の大きな木などの固定物につかまるなどして、身の安全を確保しよう。
出典:WeChat公式アカウント「上海発布」