上海浦東空港、国内線の保安検査を24時間体制へ

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-05-14

浦東国際空港は5月11日より、第1・第2ターミナルで国内線出発便に対応する24時間体制の保安検査サービスを全面的に導入し、乗り継ぐ旅客や深夜便の利用客へのサービスを向上させています。

今年に入り、上海の空港の利用者数が増加傾向にあり、「メーデー」期間中には浦東国際空港と虹橋国際空港を利用した出発・到着旅客数は延べ193万7000人、1日あたり38万7000人で、前年比14.1%増となりました。うち、出入国者数は1日あたり11万4000人で、前年比24%増となりました。

浦東国際空港は、深夜の乗り継ぐ旅客や深夜便の利用客が早めに待合エリアに入り、より便利で充実した待合エリアや商業施設を利用できるよう、フライトスケジュールに合わせて、保安検査の時間帯を最適化しました。「メーデー」直前に、第1ターミナルで国内線出発便向けの24時間保安検査サービスの試験運用を開始しました。「当日便・当日検査」方式が採用され、深夜に上海に到着して乗り継ぐ旅客や国内線利用客は、チェックインと手荷物の預け入れを済ませたら、いつでも保安検査場を通過して待合エリアに入場できるようになりました。

このサービスが導入された後、旅客たちから広く評価されていました。空港側は旅客のフィードバックに基づいて、5月11日にこのサービスを第2ターミナルに展開したほか、毎日の利用者数に応じて、保安検査レーンの数を柔軟に調整しています。また、浦東国際空港は、ターミナルビル内のビジネス施設や飲食サービス、関連サビース施設も持続的に最適化しており、旅客により快適でスムーズな搭乗体験を提供しています。

出典:上観新聞