2026年上海サマーミュージックフェスティバルが7月に開幕
第17回上海サマーミュージックフェスティバル (MISA)が、2026年7月5日から20日まで開催されます。今回は33公演のライブ演奏と23公演のオンライン生配信が行われ、世界中の観客に向けて熱い音楽の波を届けます。
2026年第17回上海サマーミュージックフェスティバル(MISA)のポスター(写真提供・主催側)
今回のオープニングを飾るのは、特別に制作された新作の音楽劇「ハムレット」です。指揮者・余隆の率いる上海交響楽団がショスタコーヴィチ の舞台音楽とシェイクスピアの不朽の名作を融合させ、演劇とクラシック音楽のクロスオーバーという形で、今年のMISAの幕を開けます。
同公演では、作曲家・久石譲の2作品、交響的変奏曲「『人生のメリーゴーランド』と『心の奥底 』」、そして2023年の新作「ヴィオラ・サガ 」も披露されます。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 の首席ヴィオラ奏者、梅第揚(ディヤン・メイ) がソロを務めます。
今年のMISAには世界トップクラスのアーティストが集結します。映画音楽、ジャズ、モダンダンス、クラシック合唱など多彩なジャンルを網羅し、クロスオーバーな革新性や注目の初公演をメインに掲げています。
映画音楽セクションにはトップクラスの陣容が勢揃いします。指揮者ディルク・ブロッセ が上海交響楽団を率いて、ジョン・ウィリアムズ の映画音楽の名曲を集めた2公演を披露します。「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」「シンドラーのリスト」など、名作映画音楽の旋律を鮮やかに蘇らせます。
クロスオーバーステージ「サティの名において・春の祭典」は、新たなコンサートホール版として待望の再演を果たします。ダンサーの謝欣と、上海交響楽団の打楽器奏者付芸霏の共同創作により、1913年の初演の夜にストラヴィンスキー「春の祭典 」が観客に与えたあの凄まじい衝撃を、再び現代に再現します。
ダンサーの謝欣と打楽器奏者の付芸霏による共同創作「サティの名において・春の祭典」(写真提供・上海市文化・観光局)
今年のMISAには、国際的なトップオーケストラやアーティストが集結し、中国国内初となる公演を数多く届けます。『BBCミュージック・マガジン』年間最優秀アルバム賞と最優秀合唱アルバム賞をダブル受賞したイギリスの室内合唱団テネブレは、今回が待望のアジア初公演となります。上海のステージで「Path of Miracles」「Songs of Farewell」などの名作を披露し、英国式合唱の極上の響きを届けます。
イギリスの室内合唱団テネブレ(写真提供・上海市文化観光局)
また、英国の「BBCプロムス」に11年連続で出演しているオーロラ管弦楽団 もMISAに登場します。モーツァルトやリヒャルト・シュトラウスの名曲を、ピアニストの王麗雅、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン首席の曾韵とともに、暗譜による自由な演奏で、新しいクラシック音楽体験を届けます。このほか、グラミー賞受賞歴を持つイマニ木管五重奏団 、国際コンクールを制覇したクラシックギタリストの蘇萌もMISAに初登場し、多彩なクラシックプログラムを披露します。
イマニ木管五重奏団 (写真提供・上海市文化観光局)
今回のMISAを締めくくるクロージング公演には、ベネズエラの「ファン・ホセ・ランダエタ・ロドリゲス交響楽団」 が登場します。同国の有名な音楽教育システム「エル・システマ」が育んだ新世代を代表するこの楽団は、社会貢献という音楽教育の理念を受け継ぎ、若さ溢れるエネルギッシュな演奏を披露します。「ウエスト・サイド・ストーリー」のシンフォニック・ダンスや、ラテンアメリカの魅力が詰まった楽曲の数々を熱く情熱的に奏で、今年のミュージックフェスティバルのフィナーレを飾ります。
「ファン・ホセ・ランダエタ・ロドリゲス交響楽団」 (写真提供・上海市文化観光局)
出典:WeChat公式アカウント「上海発布」、上海市文化・観光局、上海人民政府網