2025上海グローバルグルメフェスティバル開幕、五大陸の美食の「香り」が外灘に
2025年「上海サービス消費カーニバル」の第1弾イベントとして、「Shanghai, Endless Gourmet Journey!」をテーマにした2025上海グローバルグルメフェスティバルが5月24日、黄浦区のBFC外灘楓涇で開幕しました。今回のグローバルグルメフェスティバルは五大陸の20カ国・地域以上の本場の味が堪能でき、多くの市民や国内外の観光客の注目を集めています。

2025上海グローバルグルメフェスティバル(写真提供・上観新聞)
上海商情信息センターは「2025上海グローバルグルメ消費トレンド」を発表しました。上海商情信息センターの原立軍総経理によると、上海には五大陸の43カ国に及ぶ約1万軒の多国籍料理対応レストランが集結しており、西洋料理・日本料理・東南アジア料理などが最も消費者に歓迎されています。注目すべきは、「一帯一路」沿線国のグルメが上海に根付いている点です。タイ、ベトナム、マレーシアを代表とする東南アジアの風味、およびペルー、ブラジル、メキシコなどの中南米風味のレストランが独自の魅力を発揮しています。

2025上海グローバルグルメフェスティバル(写真提供・上観新聞)
地域別の分布を見ると、浦東新区が多国籍料理対応レストランの数で各区をリードしており、日本・南米・韓国・スペイン・東南アジアなどの多様な料理をカバーしています。豊富な選択肢のあるこれらのレストランでは刺身・ステーキ・焼肉・シーフードといった特色あるメニューに加え、新たなダイニング体験を提供することで、多くの消費者を惹きつけています。
原立軍氏によると、巨富長(巨鹿路・富民路・長楽路)・衡復風貌区・徐匯西岸・外灘など人気のシティウォークスポットも、多国籍料理対応レストランの集結地となっています。特に、世界の味と地域特色を融合させたビストロが、「軽やかな儀式感」のある消費体験
を提供しています。
2025上海グローバルグルメフェスティバルは11月まで開催され、年間を通じて多様なシーンでの食文化体験により、都市の飲食消費の活性化を促進し、「グルメ+文化観光」の融合エコシステムを深化させ、上海の国際消費中心都市の構築に持続的な原動力を注入し、消費者にレストラン並みのファストフード体験を提供します。
出典:上観新聞