2024 上海国際映画・テレビ祭、6月に開催へ
上海国際映画・テレビ祭センターの紹介によりますと、「映画のまち」をテーマとする第26回上海国際映画祭は6月14日から23日まで開催され、最高賞「金爵賞」の各部門の選考結果は、6月22日夜に上海大劇院で行われる授賞式で発表されます。第29回上海テレビ祭は6月24日から28日まで開催され、最高賞「白玉蘭賞」の各部門受賞作品・受賞者は6月28日夜に臨港演芸センターに行われる授賞式で発表されます。
2024年5月14日の記者会見で第26回上海国際映画祭と第29回上海テレビ祭の開催詳細を関係責任者が説明しました。
今回の映画祭には、105の国・地域から3700余りの作品がコンペテーション或いは上映に応募しました。選考に応募した2224本の作品には、世界初上映の作品が1375本、国際初上映作品が390本あります。初上映数は増え続けており、「上海文化」のブランドである上海国際映画祭の国際的影響力は日増しに高まっています。
今回のテレビ祭には、5大陸の57の国・地域から1000近く作品が応募しました。テレビドラマ部門には、中国ドラマ190本が応募し、海外ドラマは前年比53.7%増の170本近くの作品が応募しました。ドキュメンタリー部門とアニメーション部門の応募数も大幅に増加し、中国と海外の作品が一緒に競合するこの2つの部門における海外作品の割合は年々増加しています。ドキュメンタリー部門には、海外作品は60%を占め、BBC、ソニー、HBOワーナーディスカバリーチャンネル、ディズニーナショナルジオグラフィックなど、海外の有名テレビ局の作品が揃っています。
映画祭は世界中の映画製作者が集まる盛会です。今年は中仏国交樹立60周年と中仏文化観光年の年であり、今年の映画祭はフランス映画週間を企画し、過去1年間の主要な国際映画祭のフランスの優れた作品を選出し、観客に現代フランス映画の多様な視点と社会的側面を示し、映画の本質と映像の限界に対する世界映画業界の最新の模索を感じてもらいます。
上海国際映画祭の提唱によって成立された「一帯一路」映画祭連盟には、現在48の国から55のメンバー機関が参加しており、昨年第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの多国間協力成果文書リストと実務協力プロジェクトのリストにリストアップされました。「一帯一路」映画祭連盟のもとで、上海国際映画祭と浦東新区が共催する「一帯一路」映画週間は、今年ラテンアメリカ文化に焦点を当て、引き続き長江デルタ向けに映画を上映します。
情報源:上海発布