第8回輸入博が開幕――「中国と共に歩むことは、チャンスと共に歩むこと」

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11月5日、第8回中国国際輸入博覧会(以下、輸入博)が上海で開幕しました。155の国・地域および国際機関が参加し、4108社の海外企業が出展しています。展示面積、出展企業数ともに過去最高を記録しました。

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第8回中国国際輸入博覧会(写真提供・IC)

中国外交部の毛寧報道官は5日の定例記者会見で、「輸入博は世界初の輸入をテーマとした国家レベルの展示会であり、中国が高水準の対外開放を推進するための革新的かつ実務的な取り組みである。輸入博は8年連続で成功裏に開催されたことは、中国が開放の約束を実行に移し、互恵共栄を追求する決意と行動を体現している」と述べました。

また、同氏は、「開放と協力が発展と繁栄への『ゴールデンキー』である。今回の輸入博は規模が過去最大となり、出展する海外企業は4100社を超え、参加する国・地域の数は150以上に達している。『中国と共に歩むことは、チャンスと共に歩むこと』というのは輸入博に参加する各国・地域の共通認識となっている。中国は今後も開放を拡大し続け、中国の巨大な市場を世界にとっての大きなチャンスとしていく」と述べました。

李強総理は開幕式の基調演説で、「中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議で『第15次五カ年計画』の提案が審議・採択されたことが、今後の中国の経済・社会の発展に一層の確実性をもたらした。まず、発展の確実性については、中国は経済建設を中心とすることを堅持し、質の高い発展を力を集めて推進し、世界経済の成長に新たな重要な貢献を果たす。また、開放の確実性については、中国は高水準の対外開放を揺るぎなく推進し、制度型開放を着実に拡大し、より多くの自主開放と見返りを求めない開放措置を打ち出す」と強調しました。

外国の指導者や国際機関の責任者らは、輸入博が開放と協力の推進、世界経済の成長促進において重要な役割を果たし、中国が世界とチャンスを分かち合い、共に発展を図る大国としての責任を示していると評価しました。関係各所は、中国と経済・貿易、相互連携、イノベーション、グリーン発展などの分野での協力を一層深め、自由で公正な貿易を維持し、発展と繁栄を共に促進していく意向を示しています。

出典:新華社、上観新聞