上海初の「AIグラスによる都市観光ガイド」実証実験が開始
今年のInclusion・外灘大会の開催期間中、上海初の「AIグラスによる都市観光ガイド」実証実験が9日、上海市黄浦区にある著名な観光地・豫園で正式に開始した。中国新聞網が伝えた。
9月9日、上海の豫園景勝地で「AIグラスによる都市観光ガイド」を体験する観光客。(撮影・姜煜/中国新聞網)
「千問」AIグラスをかけて豫園に入ると、古い建築物が「口を開いて」歴史を語ってくれる。次の目的地に行きたい場合は、話しかけるだけでナビゲーションを受けられる。外国語の情報に出会えばリアルタイムで翻訳できる。興味のある商品を見つければ、そのまま購入・決済することもできる……かつて外灘大会で目新しい展示品だったAIグラスは、今や人々の日常生活に溶け込み、市民や観光客が都市を知り、サービスを受け、消費につながるための実用的なツールとなっている。
「AIグラスによる都市観光ガイド」を体験する観光客(写真提供・上観新聞)
「千問」の技術担当者は、「都市は複雑な現実環境であり、観光客はその時々でルートを変更し、周囲の状況も絶えず変化する。また、必要とされるサービスも一定ではない。このため、AI端末は実際の『現実世界』において真価を試されることになる。利用者はAIグラスを装着すると、目にしたものについて何でも質問でき、サービスが必要なときには直接呼び出すことができる。AIグラスは解説、質疑応答、ナビゲーション、翻訳、消費サービスを一連の機能としてつなぎ、利用者がスマートフォンで検索したり、アプリを切り替えたり、情報を探したりする操作を大幅に減らしている」と話した。
入り組んだ路地、密集した商業施設、それぞれに特徴的な古い建築物、豊富な文化的コンテンツを備えた豫園景勝地は、デジタル技術が都市生活に溶け込むための実験場となっている。今回の「AIグラスによる都市観光ガイド」実証実験では、文化解説、ルート案内、イベント検索、消費に関するおすすめ情報、決済などのサービスを実際の園内観光の場面に組み込み、豫園が文化・商業・観光と科学技術の融合を模索するための新たな実践を提供している。
Inclusion・外灘大会は、先端技術とフィンテックをテーマとする大規模イベントだ。外灘大会組織委員会が主催し、上海市地方金融管理局および上海市黄浦区人民政府の強力な支援を受けて、2020年からこれまでに4回開催され、国内外に影響を広げている。今大会は9月9日から12日まで上海で開催される。
出典:人民網日本語