上海浦東国際空港、今年の出入国者数が延べ1000万人を突破
公式発表によると、4月13日7時時点で、上海浦東国際空港における今年に入ってからの出入国者数は延べ1000万人を突破しました。前年より3日早く、全国の空港の中で最も早くこの規模に到達した空港となり、全国の空港における出入国者数全体の約4分の1を占めています。また、年間出入国者数では、23年連続で全国首位を維持しています。
4月13日7時時点で、上海浦東国際空港における今年に入ってからの出入国者数は延べ1000万人を突破。(写真提供・上海出入国辺防検査総所)
上海における出入国需要の拡大は、国家移民管理局による出入国管理政策の継続的な最適化と密接に関係しています。2026年第1四半期、上海から入国した外国人旅客数は146万2000人に達し、前年比25.1%増となりました。
なかでも「ビザ免除措置」による利便性向上が、インバウンド観客増加の最大のけん引要因となっています。データによると、第1四半期にビザ免除措置を利用して上海を訪れた外国人旅客数は91万9000人に達し、その割合は2025年同期の52.3%から62.9%へと大きく上昇しました。中国が複数の国に対して一方的なビザ免除措置や相互ビザ免除措置を実施する中、人の往来は「ビザ免除主導・スムーズな通行」が特徴となる新たな段階に入っています。
こうした入国手続きの簡素化により、定番観光スポットにとどまらず、上海の街並みや商業エリア、文化施設など、各所で外国人の姿が見られるようになっています。また、浦東国際空港を利用する外国人の渡航目的を見ると、観光が約6割、ビジネスが約2割を占めています。この構成から、上海が単なる観光地にとどまらず、国際資本や貿易の集積地としての役割も担っていることがうかがえます。
政策面での後押しに加え、多彩なイベントや魅力的な観光スポットも、インバウン需要を押し上げる重要な要因となっています。2026年第1四半期には、F1中国グランプリや中国家電・消費電子博覧会(AWE)などの国際的イベントが相次いで上海で開催されました。特に、3月13日のF1中国グランプリの開幕日には、浦東国際空港における外国人入国者数が1日あたり2万7000人と過去最高を記録し、イベントによる強力な集客効果を示しました。
さらに、上海は世界的な航空ハブとしての地位を一層強化しています。現在、上海の空港は世界5 4か国に就航し、就航国数は過去最多を記録しました。アジア近隣諸国を結ぶ高頻度路線から、東西両半球を跨ぐ約2万キロに及ぶ超長距離路線まで、上海は航空ネットワークの充実により、効率的なグローバル交通ハブが形成されています。東アジアや東南アジアの近距離圏はもちろん、欧米との長距離渡航においても、その高いアクセス性が人材交流、文化交流、留学などを力強く支えています。
現在、上海では外国人が現地の暮らしをより深く溶け込む傾向が強まっています。ビザ免除の実施後、上海訪問外国人の満足度や推奨意向は顕著に向上しました。上海市は現在、「ボーダレス・パーク」の整備や、外国人向けのキャッシュレス決済環境の最適化、国際的なサービス水準の向上に注力しており、すべての来訪者が「我が家」に帰ったように快適に過ごせる都市づくりを進めています。
上海は今後も、出入国手続きの円滑化、都市消費供給の充実、そして国際トップレベルイベントの開催を継続的に推進していきます。地球の裏側から訪れるビジネス関係者から、週末旅行を楽しむ観光客まで、上海は開かれた姿勢と高水準のサービスで、世界中の来訪者を迎え入れていきます。
出典:新民晩報、澎湃新聞