上海浦東国際空港、外国人出入国者数が延べ300万人を突破

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上海空港出入国辺防検査所の最新データによると、2026年1月1日から4月7日までに、上海浦東国際空港の出入国審査場で延べ300万人以上の外国人の出入国を審査し、前年同期比で24%増となりました。昨年より、17日早く300万人の大台に乗りました。

その内訳を見ると、観光目的が全体の約6割、ビジネス交流が約2割を占めており、中国市場が引き続き多様な協力機会を提供していることが伺えます。また、文化交流や留学、親族・知人訪問など、多岐にわたる渡航目的の入国者数も多いです。国・地域別では、韓国、日本、ロシア、タイ、アメリカが上位5位を占め、東アジア、東南アジア、そして欧米諸国がインバウンドの主要な客層となっています。

こうした中国訪問のブームが高まりつつある背景には、利便性の高い政策と都市の魅力という二つの要因があります。2月17日以降、中国はカナダやイギリスなどの国に対し、一方的なビザ免除措置を順次実施しました。現在では、ビザ免除対象国が50か国に拡大しており、240時間トランジットビザ免除措置の適用国も55か国に増えています。統計によれば、今年の外国人出入国者数のうち、ビザ免除・トランジットビザ免除措置を利用して入国した人の割合はすでに全体の6割を超え、旅客数増加をけん引する主な原動力となっています。

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フォーミュラカ1中国グランプリ会場の様子 (写真提供・解放日報)

一方、上海では文化・商業・観光・スポーツ・展示会の融合的発展が進められ、国際都市としての総合的な魅力が一段と高まっています。今年第1四半期には、フォーミュラカ1中国グランプリや中国家電・消費電子博覧会(AWE)といった国際的な大型イベントが相次いで開催され、外国人来訪を促す新たな成長要因となっています。3月8日以降、浦東国際空港から入国した外国人客の数は高水準で推移し、21日連続で1日当たり延べ2万人を超えています。

こうした旅客の急増に対し、上海空港出入国辺防検査所は多角的な施策を講じ、的確かつ効率的で、行き届いたサービスにより円滑な通関を支えています。同検査所は空港グループや航空会社との連携を深めるとともに、独自開発の「精密勤務補助システム」を活用してフライトと旅客数の関連データをリアルタイムで把握しています。また、「春運」や大規模イベントなどに伴う出入国者数のピーク時には、現場の人員配置を動的に調整し、事前に検査レーンを増設することで、最大待ち時間の短縮を図っています。

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外国人旅客に入国審査の手続きを行なっている移民管理警察 (写真提供・解放日報)

さらに、外国人の国籍/地域別・入国目的別の審査体制を先行導入するとともに、外国人入国カードのオンライン申告を全面的に推進し、通関効率のさらなる向上を実現しています。今年に入ってからは、24時間以内の外国人トランジットビザ免除措置により、延べ110万人以上の外国人旅客に出入国検査・検疫手続き免除の利便サービスを提供しています。

出典:解放日報