清明節連休、上海の人気ストリートに世界中の観光客が殺到

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2026年第一四半期、上海の空港・港から入国した外国人観光客数は延べ146万2000人に達し、前年同期比で25.1%増加しました。そのうち、ビザ免除措置を利用した外国人観光客数は91万9000人で、全体の62.9%を占め、前年同期比で50.4%の増加となりました。ビザ免除措置の実施により、上海には絶え間ない海外客の波が押し寄せています。彼らは街歩きを楽しむ「シティウォーク」にとどまらず、現地のグルメに舌鼓を打ち、特産品を買い求めるなど、上海観光を満喫しています。

清明節の連休初日、安福路や豊盛里などの人気ストリートには、大勢の観光客が訪れ、賑わいを見せました。

南京西路の豊盛里に店を構えた「莱莱小籠」は、午前9時の開店直後から行列ができ始めました。店の前では、荷物を持ったまま訪れてきた海外の観光客の姿がよく見られています。スペインから訪れたあるカップルは「インスタグラムで多くの人がここの小籠包を投稿しているのを見て、訪れて来ちゃった」と話しました。また、テラス席でカニ味噌小籠包やトンカツ、春巻きといった名物料理を堪能していた香港から来た熊さんは、「『小紅書』で、ここの小籠包は本場だと知り、わざわざ妻と足を運んできた。期待通り、味が濃厚で本当に美味しい」と満足げに語りました。

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豊盛里に店を構えた莱莱小籠(写真提供・新民晩報)

上海の文化とトレンドの象徴として知られる安福路は、平日休日を問わず、国内外からの観光客で賑わい続けています。

安福路に出店した初の国際スポーツブランドとして、「アディダス・オリジナルス」のグローバルフラッグシップストアは、この連休中人気が止まりません。入り口に展示された「上海要素」満載のTシャツは格好のフォトスポットとなり、写真映えを狙う多くの観光客を引き寄せました。店内ではアディダスの人気商品や新作、ペット用の服、カスタマイズサービスなどが揃い、選ぶ・試着する・写真を撮る海外の観光客で溢れ返りました。また、巨大な「スーパースター」シューズの展示エリアで記念撮影をしたり、中国限定のアイテムを選んだりするなど、スポーツファッションへの熱気はとどまるところを知りません。

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「アディダス・オリジナルス」のグローバルフラッグシップストアの入り口で展示された「上海要素」満載のTシャツ(写真提供・新民晩報)

韓国発人気ブランドの「Wiggle Wiggle」の中国初店舗も大変な賑わいを見せています。店舗の内装はドーパミンスタイルを基調にしており、4階建ての店内はそれぞれ異なるテーマで飾られ、まるで夢のような遊園地のようです。店内にはキャンバスバッグやスマホケース、抱き枕など可愛らしい文化クリエイティブ製品や生活雑貨が所狭しと並んでおり、特に4階のバスルームをテーマにした空間や、90度回転した部屋は、来店客が次々とシャッターを切っていました。

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韓国発人気ブランドの「Wiggle Wiggle」の中国初店舗(写真提供・新民晩報)

一方、安福路の人気を誇る「多抓魚循環商店」は、「循環経済」というコンセプトを掲げ、アートや文化を愛する人々の交流拠点となっています。681平方メートルの3階建ての店内には、中古の本や古着が多く並び、その高いコストパフォーマンスと独特の文化的雰囲気で多くの人々を引き寄せています。本棚や衣類コーナーは熱心に品定めをする人々でぎっしり埋まり、観光客が古本を手に取ったりヴィンテージウェアを選んだりしながら、上海ならではの洗練された「古き良き雰囲気」を楽しんでいました。

アイルランドから訪れたある女性観光客は、旅行ブロガーの紹介を通じて安福路を知ったといい、「これら個性豊かなショップには驚かされました。上海はファッション性と温かみを兼ね備えた魅力的な都市ですね。街は清潔で、何よりビザ免除政策のおかげで、中国への旅が非常にスムーズで便利になりました」と、上海の魅力を語りました。

出典:新民晩報、上観新聞