複数の国内外クルーズ会社が上海母港の新春シーズンに注力
「アジアの旗艦」と称される客船「MSCベリッシマ」が上海吳淞口国際クルーズ港にゆっくりと接岸し、2026年の中国母港における新シーズンを正式に開始しました。この17万2000トンの高級クルーズ客船には約4000人の乗客が乗船して上海に到着し、そのうち韓国、日本、ロシアなどからの観光客が90%以上を占め、近年の上海クルーズ母港における単一路線での国際到着観光客数として過去最高を記録しました。
同時に、「愛達・魔都号(アドラ・マジック・シティ)」や「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」など、多数の大型クルーズ船も順次、上海母港の新春航路の運航を開始し、多くの観光客が海上で中国の春節を楽しむことになります。
「今度の旅は印象的でした。釜山から上海まで、すべての体験が非常にスムーズでした」と、韓国・ソウルからの観光客キム・ミンス氏は語りました。彼女は今回が初めてのクルーズでの中国訪問で、船内の施設やサービスに満足しており、上海での滞在に大きな期待を寄せていると話しています。
MSCクルーズ及びEXPLORA JOURNEYSの中国地区の黄瑞玲総裁によると、この航路では国際ゲストが90%以上を占め、そのうち韓国人観光客が約70%を占めており、上海が国際クルーズ母港としての魅力を十分に示しているといいます。「今後も『上海-釜山』の二つの母港を持つ、いわゆる『両母港』方式の運航を強化し、より多くの国際観光客を引き付け、クルーズを真の『海上地球村』にしていくことを目指している」と述べました。
2月中旬、ロイヤル・カリビアン・クルーズの「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」は、上海、釜山、済州を結ぶ複数の新春航路を開始し、現在一部の航路では早期予約特典が利用可能です。一方、「愛達・魔都号(アドラ・マジック・シティ)」は引き続き上海を母港として、4泊5日、5泊6日の国際航路を複数設定し、済州、釜山、ソウルなどの定番目的地を訪れ、ゲストに韓国の文化と自然を深く体験してもらいます。
また、ロイヤル・カリビアン・クルーズは2月1日に「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」の2026年5月から2027年4月までの運航計画を正式に発表しており、より柔軟な航路構成と多様な目的地の組み合わせで、消費者の多様なニーズに応えていくとしています。
「両母港」「準両母港」などの革新的な運営モデルの継続的な普及と、上海クルーズ港のサービス能力の向上に伴い、上海は北東アジアで最も重要なクルーズ寄港地としての地位を一層強固にする見通しです。今後、上海にはさらに多くの国際クルーズ会社が進出し、中国に航路を配置することが期待され、クルーズ産業の川上・川下にわたる協調的な発展と品質向上が継続的に促進される見込みです。
出典:解放日報