上海「必訪スポット」ランキング第2位、外国人観光客に人気の黄浦南外灘「オーダーメイドセンター」

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2026年の初日、上海黄浦区に位置する南外灘軽紡面料市場では賑わいを見せています。通路の両側に軒を連ねる露店には、赤い蘇州風の旗袍(チャイナドレス)、黒い龍文様の唐装、きらびやかなドレスがずらりと並び、色鮮やかで新年の雰囲気に包まれていました。かつて上海市民が布地を購入して服を仕立てていたこの場所は、現在では多くの外国人観光客を惹きつけ、それぞれの好みに応じてオーダーメイドの服を誂えています。

ある店主は採寸をしながら、「色には縁起の良さを込め、服には中国風の要素を」と微笑みました。「最近では外国人のお客さまが非常に増えています。彼らは新しい服を着て新年を迎えることを楽しんでいるようです」と語っています。

ここ数週間、南外灘軽紡市場にはほぼ毎日、世界各国からの客が「新しい服の仕立て」を目的に訪れています。出身や背景は様々ですが、新年に向けて特別な服をオーダーメイドしたいという思いは共通しています。

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オーダーメイドの旗袍を身にまとう外国人観光客(写真・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)

アメリカ西海岸から訪れた客は、オーダーメイド体験について「まるで中毒のようだ」と話しました。「2025年だけでここで6~7着も作りました。彼らは私のアイデアを『服に形に』してくれます。時にはブティックで買った服を持参し、シルエットの調整や裏地の追加をお願いすることもあります」と述べています。

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外国人顧客がオーダーメイドの衣装を仕立てている様子(写真・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)

フランスからの客は、「私たち外国人には独自の『口コミ』があって、この店は私たちの『隠れた名店』です」と率直に話しました。

欧米の顧客だけでなく、シンガポール、マレーシア、フィリピンからの華人家族も頻繁に訪れています。彼らは家族揃ってオーダーメイドを楽しむのが習慣で、父親はスーツ、母親は旗袍、子供はシャツを、一度に7、8着注文することも珍しくありません。店主は「赤い新調の服をあらかじめ用意するのが、彼らにとっての『お正月らしさ』なんです」と説明しました。

かつては上海市民の織物市場であったこの場所は、現在では世界各国からの観光客が口コミで訪れるオーダーメイドの聖地となっています。

ある店主は「現在、軽紡市場の顧客の半数以上が外国人です」と明かしました。その中には、Googleマップの高評価レビューを見て訪れる客もいれば、AIに「上海でオーダーメイドできる場所は?」と尋ね、AIの推薦でここを訪れたケースもあります。

口コミサイトのTripadvisorでは、南外灘軽紡市場が上海の「必見スポット」1412件中2位にランクインしており、Googleの評価も4.8点と高評価を得ています。旗袍店の店主は「東方明珠タワーの観光よりも、中国風の礼服を一着持ち帰りたいと考える人が多い」と話しています。

240時間のトランジットビザ免除政策が、この人気の加速にも寄与しています。店主たちは客足の増加や急ぎの注文、さらには海外発送の増加を実感しています。「多くの欧米からの客は上海での滞在を終えた後、他都市に数日滞在しますが、服を持ち歩きたくないため、海外への直送を手配しています」と店主は語りました。

出典:WeChat公式アカウント「上海黄浦」