上海閔行の「水面打鉄花ショー」、日本観光視察団を魅了

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6月17日夜、日本の観光視察団が上海市閔行区にある上海韓湘水博園を訪れ、園内の無形文化財「打鉄花ショー」を鑑賞しました。空に輝く「火樹銀花」が湖に映る提灯の灯りと互いに映り輝き、視察団のメンバーは次々と「とても感動的で、中国の伝統芸能に対する想像をはるかに超えた」と称賛しました。

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打鉄花ショー(写真・WeChat公式アカウント「今日閔行」)

日本阪急交通社の代表・上原麗氏は「これほど感動的なパフォーマンスを見るのは初めてだ」と語りました。彼女は4~5年前に中国を訪れたことがあります。当時、彼女は中国の伝統文化を学びたいと思っていたが、様々な理由で叶うことができませんでした。今回、上海で無形文化財の打鉄花ショーを見てから、彼女は将来、より多くの日本人観光客にこの地を訪れ、中国の優れた伝統文化の魅力を感じてもらいたいと思っています。

日本香川県旅行業協会の三矢昌洋会長はずっと前から中国を訪れたことがあり、上海にも何度も来たことがあります。彼は中国の書道や古詩が大好きで、今回の打鉄花ショーについて「文字や映像メディアで見るよりもはるかに衝撃的だ。来年はより多くの日本人観光客を連れて、さらに多くの中国の優れた伝統文化のパフォーマンスを楽しんでいただけるよう企画している」と語りました。

中国が2024年末、訪中日本人観光客を対象としたビザ免除政策を再開して以来、日本から中国を訪れる観光客がますます増えており、打鉄花ショーのような無形文化財のパフォーマンスは特に日本人観光客から人気を博しています。視察団メンバーは「これほど華やかな打鉄花を見て、パフォーマーのあまりの技量の高さを感じた。これを見ていると、日本の『匠の精神』を思い出した」と語りました。

韓湘水博園は古代橋梁博物館として、園内には明清時代の30基近くの古橋があります。また、古樹名木保護区として、600本余りの樹齢100年超の古樹があります。さらに、水、橋、あずまや、楼閣、樹木、花、草が見事に調和した庭園でもあります。

2012年に、春秋航空は既に上海から日本の香川・高松への直行便を開設し、多くの日本人観光客に便利なサービスを提供しています。春秋旅行社も日本の関連旅行会社と積極的に協力し、多くの旅行プランを企画しています。今回の視察団が最初に韓湘水博園を訪れたのは、ここが伝統的な無形文化財と現代観光を見事に融合させた独特の魅力を持っているからです。

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韓湘水博園(写真・WeChat公式アカウント「今日閔行」)

関係者によると、韓湘水博園は観光客の体験を積極的に充実させており、キャンプ、漢服体験、ボート巡りなどのプログラムを提供するだけでなく、天候が良ければ、毎週の金・土・日曜日の19時30分に、園内の望江花園水域で無形文化財の打鉄花ショーを実演し、各回約15分です。

アクセス:上海市閔行区江川路3805号

出典:WeChat公式アカウント「今日閔行」