ハクモクレンが咲き誇る街、春の息吹が満ち溢れる!上海ハクモクレン花見ガイド
毎年早春、咲き誇る上海市花のハクモクレンは都市の独特な風物詩となります。ハクモクレンの開花期はわずか2週間ほどで、天気予報によると、来週の上海は天気が晴れるので、市民や観光客は街や公園を散策しながら、この短いけど貴重な春の贈り物を思う存分に楽しみ、ハクモクレンの美しさと生命力を感じることができます。
(写真・上観新聞、文匯報)
このため、上海市緑化市容局は市民と観光客のために52カ所の観賞スポットと4カ所の古木後続資源(樹齢から見れば古木とは認められないが、生態や歴史文化などで価値があるため保護された木)観賞スポットを含む上海ハクモクレン花見マップを用意しました。
上海ハクモクレン花見ガイド——科学普及編
ハクモクレンはモクレン科モクレン属の落葉高木で、園芸や緑化における重要な早春観花樹種です。ハクモクレンの木は高さ15メートルに達し、9枚の花弁は雪のように純白で、花蕊は金色です。淡い香りがし、2月末から3月初めにかけて満開し、開花期はわずか2週間ほどです。
ハクモクレンは1986年に上海市人民代表大会常務委員会によって正式に上海市の市花に指定されました。ハクモクレンは深い文化的内包を含んでおり、道を開拓するパイオニアが奮起して進歩する精神を象徴しています。
上海市はハクモクレンのほか、シモクレン、シデコブシ、ベニモクレンなど、モクレン科の他の品種も栽培しています。うち、日本原産種の「シデコブシ」は、寒さに強く、「モクレン界の氷雪の女王」と呼ばれます。
上海ハクモクレン花見ガイド——イベント編
2025年上海市民緑化活動月間およびハクモクレン文化テーマイベントは3月16日から4月15日まで開催されます。主なイベントは8種類の40回以上のシリーズイベントをカバーし、内容が豊富で多様です。2025年上海市民緑化活動月間の緑化キャラバン、園芸大講堂、市民生け花コンテストなどの伝統ブランドのほか、ハクモクレン文化テーマイベント、義務植樹、家庭園芸展、公園花市、園芸マルシェなどが追加されました。
また、上海市がこの前発表した「上海市花ハクモクレン普及・応用3カ年行動計画」によると、上海市は今年、モクレン属植物の特色園、特色道路、観賞スポットの建設など計68カ所の建設を完了する予定です。
上海ハクモクレン花見ガイド——マップ編
静安区:芷蘭花園、友誼会堂緑地、閘北公園
虹口区:白馬カフェ、東岸緑地、浜江緑地
楊浦区:打虎山路飛虹路北西側、順平路隆昌路南東エリア、大連路沿線
黄浦区:人民広場、植生回復緑地、玉蘭園
徐匯区:康健緑苑、徐家匯公園、桂林公園、衡山公園、康健園、田林公園
浦東新区:玉蘭園、桃林路、5#ブロック、高青路緑地
奉賢区:解放路延長区間緑地、中央林2期、浦南運河北岸緑地、清朗路分離帯緑化
閔行区:愛蓮園、望春園、玉蘭園
金山区:金龍緑地、新華路、沈浦涇南路
松江区:中央公園、人民北路、北翠路
青浦区:白玉蘭広場、菘沢広場、夏陽湖公園、珠渓園18-014号ハクモクレン古木後続資源、曲水園18-028号ハクモクレン古木後続資源、上海大観園18-073号&18-075号ハクモクレン古木後続資源
長寧区:伊犁南路緑地
普陀区:祁連山南路清峪路北西エリア、金瀘緑地、祁連山南路中央分離帯
嘉定区:環城河内輪児童公園外、環城河1期、薔薇園
崇明区:宝島路西側緑地、新城公園、喬松路(鼓浪嶼路・宝島路)、国営上海第三十五綿紡績工場南工場区30-056号、30-057号ハクモクレン古木後続資源
宝山区:サンクンガーデン、宝林九村緑地、馨蘭苑
青浦区:月季園
出典:上観新聞、文匯報