【上海の両会にフォーカス】2025年上海の文化観光:ハリー・ポッターやペッパピッグテーマパークが設立されるかも

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1月14日、上海市政治協商会議第14期第3回会議で現場相談活動が行われました。上海市文化・観光局の相談ブースには、多くと人が訪れました。

相談活動現場で、上海市文化・観光局副局長の張旗氏は「(上海の)レゴランドは今年5月に正式にオープンします。また、ハリー・ポッター(テーマパーク)とペッパピッグ(テーマパーク)も上海に設立される可能性があります。これらの資源により、上海はますます人気となり、ますます持続的な魅力を持つようになり、国際的な気質を備えた国際文化観光の中心地になるでしょう」と表明しました。

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2025年1月14日、上海市政治協商会議第14期第3回会議の現場相談活動で、上海市文化・観光局副局長の張旗氏が記者の質問に答えました。(陳悦/澎湃新聞)

文化と観光に関しては、上海のコンサート市場はどうなっていますか?上海は大量の外国人観光客の流れにどのように対応しますか?韓国人観光客が好む観光スポットは比較的に固定的で単一ですが、拡大することは可能でしょうか?歴史的建造物はどのように新たな注目点を生み出しますかなど、委員たちは幅広い話題に関心を持っています。

上海市政治協商会議委員で上海湫光美術館理事長の兪慶榕氏は、言語の壁が外国人観光客に不便と課題をもたらしていると述べ、多言語紙地図の製作と普及を強化するよう提案しました。しかし、紙の地図は小さな切り口に過ぎません。外国人観光客が中国に入国すると、タクシーに乗ったり、食事をしたり、ホテルに宿泊したり、観光地を巡ったりして、一連の消費が大きな市場を牽引するでしょう。

張旗氏は多言語地図の提案に賛成し、上海は外国人観光客のためのバリアフリー観光を実現し、消費、移動、観光の過程における不便を解消すること目指していると指摘しました。

上海は、インバウンド観光の需要を捉え、宣伝とプロモーションを強化しています。いくつかの主な目的地国と観光客の出身国で宣伝を行います。観光客が必要な情報を迅速に得られるように、ウェブサイトの構築を強化し、上海市文化・観光局の公式ウェブサイトで観光スポットの情報や会場ガイドを提供しています。複数の観光案内所を設置し、多言語対応のサービスを提供します。さらに、ショート動画クリエイターや旅行インフルエンサーを活用して上海の魅力を発信しています。

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1月14日、上海市政治協商会議第14期第3回会議が現地相談活動を行いました。(鄒佳雯/澎湃新聞)

計37の機関は1月14日に行われた現場相談活動に参加し、午後1時30分までに、委員たちは現場で144の事項に関する延べ205件の相談に乗ったといいます。