「落ち葉放置」景観、オンラインでも鑑賞可能

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「曹楊新村コミュニティ15分生活圏地図」のプロ版が12月9日に発表され、「落ち葉」をテーマとする秋の観光キャンペーンも同日に開始しました。

(写真・曹楊新村コミュニティ)

2023年、曹楊コミュニティは上海市測量院と深く協力し、上海市内初の15分生活圏地図を発表しました。今年、政府と企業が再び協力して、オリジナル版の精髄を残しながら地図を全面的にアップグレードし、「曹楊新村コミュニティ15分生活圏地図」のプロ版を発表し、「人民都市」のコンセプトをデザイン企画、データ収集、機能実現などに反映しています。

(写真・曹楊新村コミュニティ)

今回のアップグレードには多くのハイライトがあります。プロ版とパブリック版の2つの主要なセクションに分かれています。プロ版はデータ収集、審査、意思決定分析に焦点を当てており、デジタルコミュニティのプロファイルに基づく意思決定分析システムを作成してコミュニティ管理の科学的根拠を提供しています。パブリック版は主に便利なパノラマ地図に基づいており、コミュニティの公式WeChatアカウント、「随申弁」旗艦店、スマート電話ボックスなどのチャネルに接続され、住民は必要なサービスを簡単に見つけることができ、コミュニティガバナンスのスマート化レベルとコミュニティ生活の利便性を効果的に向上させます。

上海市の落ち葉の掃除をしない街はまだ少ないですが、曹楊管轄区には3か所あります。毎年、紅葉の時期になると、花溪路、通柏路、棠浦路には数え切れないほどの住民や観光客が集まります。今は見頃の時期となっており、曹楊新村コミュニティが心を込めて企画し、「落ち葉放置」景観道を中心に一連のカラフルな派生イベントを打ち出しました。今年は花溪路の美しい町をアップグレードして、景観小品、壁画、夜間照明、四季をテーマしたインスタレーションなど手の込んだアレンジメントを追加しました。

(写真・曹楊新村コミュニティ)

また、住民はオフラインで「落ち葉放置」景観を楽しめるほかに、オンライン電子地図で景観歩道の場所を確認し、自分の観光ルートを計画することもできます。

(写真・曹楊新村コミュニティ)

この思慮深い動きは、地域住民からの提案からも生まれました。「生活圏地図」プロには、継続的な最適化とアップグレードのための重要な参考と方向性として、「意見収集」セクションが追加されました。より簡単にこの散策ルートをオフラインで見学して、オンラインで共有できるように、「落ち葉放置」景観の場所をマークしようという意見が届きました。

(写真・曹楊新村コミュニティ)

住民からの多くの提案が地図の最新機能やアップデートに反映されています。例えば、カラーディスプレイの明るさ、文字のフォントの拡大、公衆トイレやコミュニティ食堂などの主要施設の正確な位置表記などの改善が見られます。

出典:上観新聞(Shanghai Observer)