まもなく上海で「日本映画新作展」が開幕
(写真・主催側)
上海市映画局の指導のもとで、上海国際映画祭が特別企画した「日本映画新作展」が、12月20日~22日と12月27日~29日の週末、上海の3つの映画館(大光明映画館、天山映画館-宛平劇院映画館、上海影城SHO)で映画好きの皆さんに公開されます。8本の上映作品が発表され、12月12日(木)正午12時より各プラットフォームでチケットが販売開始となりました。
日本映画新作展のポスター(写真・主催側)
今回特別にデザインされたメインビジュアルポスターは、和の要素と現代的なイラストスタイルが巧みに融合され、温かみのある冬の雰囲気と呼応し、日本映画独特の繊細なタッチを表現しています。ポスターに描かれた素晴らしい日本の風物が集まるように、今回の映画新作展では、超人気芸人、実力派新人、そして、上海の映画ファンに「お馴染みの顔」が大スクリーンに集ります。
今回上映される8本の映画には、東京国際映画祭で東京グランプリ・最優秀監督賞・最優秀男優賞の3冠を獲得した『敵』、黒木華さんの癒し系新作『互い助け合い』、長澤まさみの多面的な人生を語る『スオミの話をしよう』、石井裕也のオールスターキャスト新作『本心』、黒澤清監督が菅田将暉、古川琴音のアクションシーンに挑んだ『Cloudクラウド』、永野芽郁と佐藤健が出演した『はたらく細胞』健康大作戦、上田慎一郎監督が、内野聖陽、岡田将生と組んで撮影した『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』、役所広司が文学の巨匠の芸術的生涯を描いた傑作『八犬伝』があります。
2017年、中日映画文化交流を強化し、市民の文化的な生活を豊かにするため、日本映画新作展が初めて開催されました。この映画祭では人気新作が上映され、冬の日々に光と影の彩りを添えました。2020年には、日本映画新作展は多くの映画ファンにとって欠かせない冬の観賞イベントとなりました。そんな日本映画新作展が、今年も温かく帰ってきました。今回は、国際映画祭で賞を獲得した話題作だけでなく、文学やアニメ作品を映画化した人気の新作や、監督の個性が際立つ作品も上映されます。しかも、全ての作品が今年下半期に日本の映画館で公開されたばかりか、まだ公開されていないものばかりで、最も早く日本で上映された作品でも、公開からまだ3ヶ月しかたっていないものです。
関連グッズ(写真・主催側)
今回の映画展シリーズの関連グッズは、12月12日12時よりSIFF文創公式ミニプログラムでオンライン先行販売されるほか、上映期間中には上映される劇場での販売も行われます。また、コラボグッズや特別なオフライン商品も皆さんのご来場をお待ちしております。
出典:上観新聞(Shanghai Observer)