9月に上海で「是枝裕和映画展」が開催

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中国と日本の文化交流を促進するため、上海芸術映画連盟が主催する「是枝裕和映画展(日本)」が9月6日から9月16日まで開催されます。今回の映画展では、『幻の光』『誰も知らない』『歩いても 歩いても』『ワンダフルライフ』『海街diary』『そして父になる』『万引き家族』『DISTANCE』の8作品が上映されます。映画展のチケットは、8月30日(金)正午12時より正式に発売されます。

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「是枝裕和映画展(日本)」(写真主催者

是枝裕和は1962年に東京都に生まれ、早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに入社し、主にドキュメンタリーを制作しました。

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映画『幻の光』(写真主催者

1995年、是枝裕和は『幻の光』で映画監督としてデビューしました。この作品で、彼は映画言語を掌握し、また、人間の深層を探求する才能を見せ、その後の作品の確固たる基礎を固めました。

日本の有名な映画監督、脚本家、プロデューサーである是枝裕和の作品は、繊細なストーリー、人間への深い関心、家族関係への深い探求で知られています。彼の作品はしばしば普通の人々の生活に焦点を当て、日常の細部を通して登場人物の内面や複雑な人間関係を描き出します。

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映画『万引き家族』(写真主催者

『万引き家族』は中国で最も知られている是枝裕和の作品の1つです。2018年、是枝裕和は『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞しました。同年、是枝裕和は『万引き家族』を第21回上海国際映画祭に出品し、その年の上映部門の大人気を博しました。『万引き家族』は、家族関係や社会の片隅にいる人々について深く探求し、人間の善良さと複雑さを讃える作品です。2020年8月、是枝裕和はビデオを通じて上海国際映画祭の「映画教室」に出演し、『万引き家族』の撮影の裏話を観客に披露しました。

情報源:上観新聞Shanghai Observer