2024年上半期、上海市公安局出入国管理局は外国人向け団体観光口岸ビザ（中国の出入国検査場における外国人へ発給するビザ）を計4万3000件発給し、2023年下半期と比べて20％近く増加しました。このうち、約200の外国人観光グループに迅速対応サービスが提供され、2000人以上の外国人観光客が予定通りにスムーズに入国することができました。

外国人のインバウンド旅行が増加し続ける中、上海市公安局出入国管理局は外国人の団体観光ビザの発給に関する便利措置を開始しました。書類の簡素化、迅速対応サービス、所要時間の削減など措置を通して、上海出入国検査場での外国人の団体観光ビザの利便性を向上し続けています。

上海市公安局出入国管理局口岸ビザ処虹橋国際空港口岸ビザ科の王盛科長によると、一連の措置を通じて、上海出入国検査場での外国人向け団体観光ビザの取得時間はさらに２営業日に短縮され、緊急時には即日で取得できるようになりました。

同時に、上海市公安局出入国管理局は、外国人口岸ビザのオンライン事前受付サービスを開始し、外国関連サービスの効率を継続的に向上させています。王盛科長は、ビジネス交流、展示会への参加、投資・起業などを目的として中国に来る外国人を招待する場合、上海市の招待者がオンライン事前申請プラットフォームを通じて申請でき、申請プロセスの最適化と、所要書類の簡素化、完全オンライン申請が実現されたと述べました。

中国国家移民管理局は、中国（上海）自由貿易試験区臨港新片区（以下、臨港新片区）で電子口岸ビザの発給を試験的に実施しています。上海市公安局出入国管理局は、条件を満たす外国人に対して、訪問・ビジネス貿易を含む5種類の電子口岸ビザを発行できます。7月12日、中国初の電子口岸ビザが上海で発給されました。

上海公安局出入管理局によると、同管理局は臨港新片区の多くの企業に新政策を紹介し、登録企業の範囲をさらに拡大し、条件を満たした1391社の企業の登録手続きを完了しました。

情報源：上海口岸サービスプラットフォーム