シャクヤクの見頃を迎え、見逃せない花の饗宴=長江デルタ地域

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春の終わりとともに、長江デルタ地域はシャクヤク(芍薬)の花の咲き誇る季節を迎えました。上海市緑化局では、皆さんにお勧めのシャクヤクの観賞スポットを紹介しています。

上海市:上海植物園、辰山植物園、古猗園

百花繚乱の春、上海植物園では牡丹の花が咲き終わるのに代わって、シャクヤクの花の開花時期に入り、華やかに咲き誇るシャクヤクは美しい景色を作り出し、牡丹園の「主役」になります。園内には約80種類のシャクヤクが展示されています。

辰山植物園では、3号ゲートの花壇の西側、野菜園の東側、カエデの森の下にシャクヤクの花が海のように咲き乱れます。花の色は赤や白で、赤は夕焼け、白は玉石のようであり、花びらはそよ風に軽く揺れています。

古猗園の石韻館の南側のシャクヤクの花は、紫鳳羽、趙園粉、玫瑰紅、蓮台、大地皆春、烏龍集盛など、7つの色が全て揃っています。

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古猗園のシャクヤク(写真・馬偉勤)

江蘇省:揚州·馥園、瘦西湖盆景園、何園

シャクヤクは揚州市の花の1つで、古来より「五月の花神」と称されています。シャクヤクは天性の美しさを有しており、特に重厚な花びらは、咲く前には小さなお饅頭のようで、咲くと丸みを帯びた輪郭が整然と広がり、幾重にも重なる花びらの艶やかさは人の目を奪います。

浙江省:杭州·六和塔

現在、六和塔には500株のシャクヤクがあり、幾重にも重なって咲くシャクヤクの花は、雲や霞のようで、目を見張る美しさです。民間では、シャクヤクを「花の王」と呼ぶことがあります。なぜなら、シャクヤクの花の形は美しく、優雅で豪華であるからです。折り重なっていて、まるで少女のスカートのようなさまは、高貴で雅な感じを与えます。花の色は艶やかで、赤、ピンク、白、黄色などがあり、その中でも赤いシャクヤクが最も一般的で、最も華やかです。

安徽省:亳州·シャクヤクの花畑

亳州には、ギネス認定の世界最大のシャクヤクの花畑があり、その面積は57万8959.2平方メートルあります。現在、シャクヤクの花が美しく咲いており、人々を魅了します。見渡す限り続く、果てしのないシャクヤクの花は、ピンクの絨毯のようで、畑を魅惑的に彩っています。

情報源:上海発布