上海博物館、海外観光客向けの予約チャンネルを開設

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中国の入国ビザの取得がより便利になり、国際線の運航が再開されるのにつれ、「自由行(個人旅行)」で上海にくる海外旅行者が増えています。上海博物館は「世界から中国を見る、中国から世界を見る」窓口として、ますます多くの観光客に好まれています。特に近年「何以中国」「対話世界」などの一連のブランド特別展を開催し、世界中から注目を集め、上海を訪れる多くの海外観光客の必見スポットとなっています。今年47日時点で、上海博物館の海外来館者は5%を占めました。

国内外の観光客が事前に旅行・訪問計画を立てやすくなるよう、上海博物館は419日正午より予約の開始時期を7日前から14日前にしました。一部の観光関係者によると、訪問の予約は依然として国際博物館を訪れる一般的な方法であり、ほとんどの外国人観光客はずっと前から計画を立てるそうです。「特に上海博物館のような有名な中国古代芸術博物の予約可能の時期の延長は、国内外の観光客にとって朗報でしょう。

「自由行(個人旅行)」で中国にくる海外旅行者は、予約、出かけ、支払いなどの日常活動に使うアプリは国内旅行者とは異なっています。上海博物館は、海外の個人旅行者の予約が不便であるという最近のメディア報道に気づきました。海外の個人旅行者のスムーズな予約を実現するため、419日より上海博物館の公式ウェブサイト(英語版)に海外旅行者向けの予約チャンネルを開設しました

海外からの観光客は、有効なメールアドレスで上海博物館公式ウェブサイト(https://reservation.shanghaimuseum.net/en/)の予約システムに登録・ログインし、訪問情報を記入して予約することができます。予約QRコードがご登録のメールアドレスに送信されます。海外からの訪問者は当日に予約QRコードと身分証明を持参し、博物館に入場できます。

上海博物館によると、現在使用されている海外のグループ旅行者向けの電話予約チャネルが今後も引続き利用できます。電話による事前予約が完了した後、訪問当日に確認のため、グループのプランと観光者情報を提示する必要があります。グループ予約枠に限りがあり、予約枠が埋まり次第受付終了となります。

また、上海博物館は音声ガイドのレンタルを徐々に改善しています。海外観光客が博物館を満喫し、中国の歴史と文化を理解するよう、支払い方法の利便化を図っています

情報源:Shanghai Observer