上海国際ジュエリーファッション機能エリアの中核施設が正式オープン
8月12日、BFC外灘金融センター南区S2棟26階に位置する上海国際ジュエリーファッション機能エリアの中核施設「JSD SPACE」が正式にオープンした。988平方メートルのスペースには、きらびやかなクリエイティブデザイン作品が並ぶとともに、精密な検査機器やオーダーメイド工房が配置されている。その中央にはいつでも商談ができる開放的なラウンジスペースも設けられている。ジュエリー産業の「全バリューチェーン」が、黄浦江のほとりのこの空間に凝縮された形だ。
(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
昨年、上海市は「黄浦区による上海国際ジュエリーファッション機能エリアの整備を支援するための若干の措置」を発表し、黄浦区による同エリアの整備を全面的に支援してきた。整備開始から1年、同エリアでは、新ブランドの誘致、新たなデザインの保護、新技術の活用促進などを通じて、ゴールド・ジュエリー・ファッション産業の新たな発展モデルの構築を進めている。現在、年間売上高1000億元超、年間小売上高100億元超という目標の達成に向け全力で取り組んでいる。
上海国際ジュエリーファッション機能エリアの整備における象徴として、「JSD SPACE」は、「フロントエンドの国際窓口・ミドルエンドの産業集積・バックエンドの支援プラットフォーム」という3つの機能を連動させる体制において、中核となるフロントエンドの拠点を担う。世界のデザイナーや業界団体、一般のコレクターに向けた、国際的な展示・サービス拠点が地域内に不足していたという課題を補うものとなっている。
外灘金融センターというランドマークエリアにある立地を生かし、「JSD SPACE」は7つの中核機能を集約し、ジュエリー産業のワンストップ型総合サービス拠点を構築している。行政サービス、保税展示、ビジネス商談、クリエイティブデザイン、イベント新作発表、取引・流通、ハイエンドのオーダーメイドまで、幅広い機能を備える。
また、「JSD SPACE」では、知的財産権保護、国際的なジュエリー検査・認証、保税展示・取引などの専門サービスも同時に提供する。オリジナルデザインから技術・工法の研究開発、市場での取引に至るまでの一連の産業チェーンをつなぎ、国内外の独立系デザイナーやジュエリーブランドによるアイデアやデザインの迅速な商業化を後押しする。そして、世界のジュエリー分野におけるクリエイティブリソースと上海の産業・市場を結ぶ重要なハブとしての役割が期待されている。
(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
「JSD SPACE」のオープンと同時に、「寰宇臻宝100DAYS国際ジュエリーアーティスト合同展」も開幕した。同展は、同エリアが掲げる「ハイエンドデザインおよびオーダーメイド拠点の育成」と「産業融合型イノベーション拠点の構築」という発展方針に沿って、世界各地から多様なジュエリーアートの担い手を集めるものだ。国内外のデザイナーが継続的に交流し、芸術作品を集中的に展示するとともに、ファッション消費を体験できる一体型プラットフォームを構築する。これにより、国際的なジュエリーファッション分野における上海の発信力と影響力のさらなる向上を目指す。
会期は8月12日から11月10日まで。5つのテーマ展が順次開催され、中国人のトップクラスの職人から欧米を中心とする国際的なデザイナーの作品まで多彩な作品を紹介する。会期中、「JSD SPACE」では関連イベントも継続的に開催する予定だ。
(写真提供・WeChat公式アカウント「上海黄浦」)
さらに、今年11月初旬には、第8回中国国際輸入博覧会(CIIE)と連動し、輸入博専用の「JSD SPACE」展示エリアを設置し、関連する消費促進イベントも開催する。輸入博による消費波及効果を活かし、産業展示会とアート展の双方が相乗効果を生み出すことを目指す。
今後も同スペースでは、世界トップクラスのジュエリーアーティスト、国際的なデザイン機関、海外の高級ジュエリーブランドなどを継続的に誘致し、国際合同展、国境を越えたデザイン交流、産業マッチングイベントなどを定期的に開催する。これにより、中国と海外のジュエリー分野における創造的な対話と相互交流をさらに深めていく。
出典:WeChat公式アカウント「上海黄浦」