2025年「上海の夏」国際消費シーズンが7月に開幕。（写真・上海商務委員会）

4月18日の夜、2025年「上海の夏」国際消費シーズンのグローバルプロモーションイベントが正式に開幕しました。今年7月の最初の週末から10月の第2週末までの約3か月間、2025「上海の夏」は「イベント＋商品＋サービス＋政策」の組み合わせを通して、トップクラスの国際スポーツ大会、多様なレジャー体験、そして240時間ビザ免除で、世界中の観光者を上海へと招待します。エンタテインメントとショッピングへの情熱を掻き立て、都市の活力を発信し、消費ポテンシャルを解き放ち、世界トレンドをリードする夏の饗宴を継続的に創り上げます。

また、中国語・英語・フランス語・日本語・韓国語に対応した公式ウェブサイト（www.shanghaisummer.com）の運営も正式に開始し、「国際体験員」の募集もスタートしました。

今回の「上海の夏」では、240時間ビザ免除をテーマにした初の特別商品も発表されます。企業とのコラボによる専用割引、限定商品、カスタムサービスが用意されています。たとえば中国の航空便の運航情報をまとめたアプリ「航旅縦横」は、外国人向け専用アプリ「HiChina」をリリースし、フライト、高速鉄道、市内交通などをカバーする一括サービスを提供します。高徳地図は英語版を同時にリリースし、正確なナビゲーションと観光文化資源のガイドを提供します。Visaは「支払いフレンドリー模範エリア」を構築し、スキャン支払いや出国時の税還付応用シナリオを革新します。久事グループは「Shanghai Pass一日券」を新たに導入し、交通・観光地・商圏権益を一体化した「即売即用（買ったらすぐ使える）」体験を提供します。シートリップは「暢遊上海（上海を存分に楽しむ）」テーマページを開設し、無料市内ツアーや多言語ガイドなどを用意しています。

上海ディズニーリゾートの夏季限定イベント（写真・上海ディズニーリゾート）

今夏に開園するレゴランド（写真・レゴランド）

POP MARTによる「潮玩之夏（アートトイの夏）」（写真・POP MART）

豫園は8月から9月にかけて「夏日・遊園音楽会」を開催。（写真・VCG）

また、今年の「上海の夏」は「都市カスタマイズイベント」という新しいセクションを特別に設置しました。たとえば、上海ディズニーリゾートでは6月から8月まで、ミッキーたちの新コスチュームの登場やダイナミックなパフォーマンス、限定グッズを含む夏季限定イベントが開催されます。レゴグループは、国連の「国際遊びの日」に呼応し、6月11日から7月25日までに上海でブランドイベントを初開催し、金山区のレゴランドの開園式で都市遊園地を構築します。POP MARTは「潮玩之夏（アートトイの夏）」に参加し、IPテーマ展や新商品のデビュー、ポップアップイベントを実施します。豫園商城は8月から9月にかけて「夏日・遊園音楽会」を開催し、ビリビリの国産アニメ作品と連動し、東方の生活美学を示すカーニバルとなります。

ワンストップ式入国総合サービスアプリプラットフォーム「入境通Easy Go」（写真・上海商務委員会）

訪中観光客向けのサービス向上のため、上海市政府外事弁公室は中国人民銀行上海本部と連携し、関係部門と協力して、アリペイ国際版に基づいたワンストップ式入国総合サービスアプリプラットフォーム「入境通Easy Go」を開発しました。同プラットフォームは、飲食・交通・文化観光・ショッピングなど頻繁に利用されるシナリオのサービスをまとめて提供し、「上海の夏」国際消費シーズンの各種割引キャンペーンや、インバウンド向けの公共サービス情報も随時発信し、訪中観光者の旅行体験と満足度をさらに向上させます。

出典：上観新聞、上海商務委員会、上海ディズニーリゾート、レゴランド、POP MART