初店舗・初ショー・初展示相次ぎ登場 上海「首発経済」が活力を

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国内外ブランドの初発表・初ショー・初展示・初店舗の集積地として、上海は首発経済(企業による新製品発表、新業態・新モデル・新技術、新サービスの打ち出し、第1号店オープンなどの経済活動を総称したもの)の規模が大きく、その成長速度も速い都市です。昨年、全市で新たに1号店が1269店舗増加し、前年同期比で54店舗増え、目覚ましい成長ぶりを示しました。今年3月16日、2025「首発上海」シリーズイベントが正式にスタートし、3月~5月のイベント期間中に30以上の初店舗・初発表・初ショー・初展示が集中的に登場します。

1つ目は、一連の大型初店舗を導入することです。このほど、スペインの高級ブランド・ロエベ(LOEWE)初のアジア最大のスーパー旗艦店、イタリアのファッションブランド・ZONA20 MILANOの中国初店舗がオープンしました。これから、フランスのファッションスポーツウェアブランド・ホカ(HOKA)の世界初旗艦店など、多くの大型初店舗も上海にオープンする予定です。

2つ目は、一連の世界初発表を打ち出すことです。3月末に終了したばかりのAWE中国家電及び消費電子博覧会では、国内外の有名ブランドが1000社以上出展し、家電、視聴、デジタル、通信、スマートホームなどの初発表イベントが集中的に催されました。

3つ目は、一連の新品初ショーを集めることです。3月末に終了したばかりの秋冬上海ファッションウィークでは、100近くの新品発表会が行われ、新品の初ショーに消費者たちは目を奪われました。また、今年10月には、2026春夏ファッションウィークが開催される予定です。

上海市は昨年、上海世界新品初発表の新ランドマーク25カ所を集中的に発表しました。上海石庫門の建築特色を示す張園・黄浦新天地・衍慶里、上海百年工業の遺跡に由来した上生新所・武夷MIX320・MIFA 1862・中国船舶館、上海大都市のモダンな雰囲気が漂う虹口世界応接間・上海展覧センター・西岸漩心、文化・芸術・自然を融合させた浦東美術館・芸倉美術館・万博文化公園、インタラクティブな要素を取り入れたビジネス街であるK11ショッピング芸術センター・百聯TX淮海・前灘太古里・愚園芸術生活街区など、さまざまあります。

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建築プロジェクションマッピング(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)

同市は今年も、7月から10月上旬にかけて2025上海の夏・国際消費シーズンを引き続き開催する予定です。上海国際電子音楽祭、上海国際光影フェスティバル、上海観光祭などの看板イベントを開催するほか、今年は、レゴワールドカーニバルなどの魅力的なイベントを追加する予定です。

同時に、国内外観光客の多様化したニーズに向けて、上海は、その多元的な消費シーンに合わせて「上海の夏」特別テーマ製品を企画・発表し、ビジネス・観光・文化・スポーツ・展示会を融合させた新体験を作り出し、「半券経済」の新モデルを形成していきます。

また、通信サービス、外国語地図サービス、国際運転免許証翻訳サービス、荷物預かりサービス、出国税還付サービス、決済利便化サービスなど、一連の利便化サービス措置を重点的に向上させていきます。

出典:WeChat公式アカウント「上海発布」、上海人民広播電台、市商務委員会