同済大学、中国本土の大学国際性ランキング首位に 創立記念日にグローバルフードフェスティバルを開催
5月20日、同済大学の創立118周年記念日に合わせ、午後には80カ国以上から集まった教職員や学生、多国籍企業の代表者らが故郷の特産品や郷土料理を持ち寄り、同大学の南キャンパスで「2025年多国風情展およびグローバルフードフェスティバル」を共同で開催しました。

同済大学のグローバルフードフェスティバルの様子(写真提供・上観新聞)
イベント会場では、中国料理エリアと国際料理エリアを含む40以上のフードブースが並び、食欲をそそる香りが漂っていました。国際料理エリアにはイタリア、フランス、スペイン、ウガンダ、エジプトなど四大陸25カ国から集結した郷土料理が並び、さらに同済大学の留学生たちが母国の文化を紹介する風土展示も行われました。
イベント会場では、同済大学の留学生で構成される「パンダ・トーク」(Panda Talk)美食団にシェフハットを贈呈しました。中国文化を深く愛し、世界中のソーシャルメディアで映像を通じて中国の物語を伝えている留学生代表たちは今後、「上海グルメの特別アンバサダー」として世界に向けて活動していきます。また、各国の華やかで多彩な歌と踊りのパフォーマンスは、会場の観客が異文化のぶつかりあいと融合を身を持って体験する機会となっていました。さらに、会場には「世界の風情展示コーナー」が設けられ、同済大学の留学生たちが自国文化の特色を表す写真を選び抜き、解説文を添えて展示し、来場者は「一つのキャンパスで世界を体験」するかのように、文化が交わる無限の可能性を実感できるよう工夫されていました。
同済大学の関係責任者によると、今年3月に発表された2025年タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)世界大学ランキングの国際性ランキングにおいて、同済大学は外国人学生比率・外国人教職員比率・国際共著論文比率・国際的評判の四つの評価項目で北京大学を上回り、中国本土大学で最も国際化が進んでいる大学となりました。
出典:上観新聞