「日本の大学生が見る中国」訪中団が出発 「魔都」の魅力を体験
9月1日、中国駐日本大使館が主催し、新民晩報と日本東方新報が共同実施する「日本の大学生が見る中国・上海」イベントがスタートしました。日本の多数の大学からの学生が「魔都」への憧れを持って、上海へ旅立ちました。
これからの数日間、彼らは都市発展と、科学技術イノベーション、人文芸術、大学科学研究などの面から、「魔都」上海の魅力を感じ、自分が見聞きしたことで「中国式現代化」を理解します。
上海に到着した「日本の大学生が見る中国」訪中団の学生たち(撮影・張龍/新民晩報)
9月1日午後、「日本の大学生が見る中国・上海」イベントに参加した日本の大学生らが3時間近い飛行を経て上海に到着しました。少し休憩した後、外灘芸術センターを見学しました。その後、上海の最も象徴的な場所外灘で温かい歓迎会が開催されました。
歓迎会で、日本国在上海総領事館竹中恵一副総領事は、大学時代で夏休みを利用して中国への短期留学に参加したことを振り返えました。今回訪中する大学生は自分の好奇心に従って探求し、将来は中日交流のあらゆる分野で自分の才能を発揮するよう、期待を寄せました。
日本航空中国地区総代表の小枝直仁氏は、中国で働いた個人経験を語りました。「モバイル決済の普及、新エネルギー電気自動車の急速な発展…中国のイノベーションは驚くべき速度で進んでいます。10年、20年早く中国に来ていれば良かったと心から思っています」。日本で見聞きした中国は、彼の個人的な経験とはまったく異なっていたと同氏は述べました。小枝氏は、日本の若者がこの訪問を通じて中国の革新的な発展の活力を真に体験できることを期待するといいました。
「発展」「先進」「国際化」は、日本中央大学の学生青山侑樹さんの上海に対する想像です。「中国に来るたびに新しい発見があり、さまざまな都市にはそれぞれ独自の魅力があります」と青山さんはいいました。上海は常に旅行先リストにありますが、今回ようやく夢を実現し、「魔都」の雰囲気を実際に体験できました。
慶応義塾大学の中尾洋介さんは子供の頃に上海を訪れたことがあります。彼は上海の印象を「豪華」「先進」「歴史感」の3つの言葉で語りました。経済学が専門の中尾さんは、近年中国経済の急速な発展を授業や本で知り、「考えることが多くあります」と述べました。彼は、中国最大の国際経済センターで、重要な国際金融センターである上海では、ここ数年どのような驚天動地の変化が起こしたかを知りたいといいました。
もちろん、訪中団の学生は、「世界的な影響力を持つ科学技術革新センターを目指す」上海で、ハイテクが中国人にもたらす便利な生活を体験することを特に楽しみにしています。この間、万里の長城でハイキングをしているお腹を空かせた観光客がドローンによるデリバリーを受け取ったというニュースが世界中に広まりました。「無人配送システムがどのようなものかをずっと知りたいです」と話した中尾さんは、美団の上海本部を訪れることを特に楽しみにしています。多くの学生は百度アポロの無人運転体験や、中国における無人技術の開発・応用体験を楽しみにしているようです。
同活動では学生たちはまた復旦大学と松江大学城で上海の大学生と交流し、新民晩報のオフィスを見学し、上海市白玉蘭記念賞受賞者で起業家の田中年一氏の話を聞く予定です。
「最先端の技術を体験し、最も本物の中国文化に触れ、最もリアルな中国の生活を観察します。上海への旅行を楽しみにしています!」と中尾陽介は言いました。
情報源:新民晩報