第13回姉妹校インターナショナル・サマーキャンプが開催
7月24日、第13回姉妹校インターナショナル・サマーキャンプが上海市工商外国語学校で開催されました。中国、日本、韓国、ベラルーシなどの国から100名以上の生徒と教師が上海に集まり、中国文化を体験し、中国の科学技術を理解しました。それにより、生徒たちは、国際的な視野をもってキャリア開発と国際的な素養に焦点を当て、将来に向けてグローバルな職場での能力を高めました。
第13回姉妹校インターナショナル・サマーキャンプ(写真・上海市工商外国語学校公式サイト)
2021年に姉妹校インターナショナル・サマーキャンプ10周年を迎えて以来、上海市工商外国語学校は「文明の相互理解、10年の約束」の実りある成果を受け継ぎ、「世界との対話」という新たな3年間のページを開きました。同校の計画によると、2022年度のサマーキャンプはビジネスをテーマとし、2023年度は工業の発展に目を転じ、2024年度は「世界との対話・キャリア編」を中心にした内容で、グローバルな若者たちに未来志向の国際的な職業リテラシーとスキル向上を探求させ、人文精神と職人精神を広めることを目指しています。
文化交流活動に参加する生徒たち(写真・上海市工商外国語学校公式サイト)
今回のサマーキャンプは7月31日まで行われ、期間中、各国の生徒が多国籍のチームを組んで、多くの職業交流活動や「シルクロード・ビジネス中国語」の文化体験・学習を行いました。「キャリアプランニング」をテーマにしたフォーラム、国際バザー、交流シェア活動、茶芸、漢服、切り紙などの中国伝統的文化体験やその他の定番プログラムのほか、サマーキャンプでは上海を出発点に、「東の真珠」と呼ばれるこの都市を散策する生徒を組織し、国際的に名高い上海の街を体験しました。また、上海の企業を訪問し、上海のビジネスの流れを理解し、その独特の魅力を感じました。都市探訪は蘇州市にも及び、シルクロードの文化を学び、蘇州のスマート製造企業を見学し、企業家の話を聞き、あらゆる側面から中国企業の成長と発展を体感しました。
今年のインターナショナル・サマーキャンプでは、特に「デジタル化」をテーマに、スマート製造企業のエコバクス・ロボティクス(科沃斯機器人)と蘇州雲科工業への見学がハイライトでした。エコバクス社の生産ラインを見学することで、各国の生徒たちはテクノロジーのイノベーションがいかに日常生活にシームレスに溶け込んでいるのか、また、家庭分野から環境保護分野に至るまで、インテリジェンスの未来がいかに手の届くところにあるのかを感じました。その中、初めて中国のハイテク企業を見学した日本からの渡部晴太さんは、これらの企業のVR技術が非常に印象的で、将来もVRに関わる仕事をしたいと示しました。
スマート製造企業を見学する生徒たち(写真・上海市工商外国語学校公式サイト)
デジタルプラントを見学する生徒たち(写真・上海市工商外国語学校公式サイト)
このサマーキャンプは、生徒たちにテクノロジーの最前線を体験させただけでなく、AIGCテクノロジーを使って個人のキャリアプランニングや、業務のSWOT分析、視聴覚作品の制作などを行うよう皆に促しました。閉会式では、生徒たちは、それぞれが制作した画像、ビデオ、パワーポイントを発表し、科学技術と文化の素晴らしい融合を示しました。
情報源:中国新聞網・上海、上海市工商外国語学校公式サイト