上海音楽学院と日本の武蔵野音楽大学は交流・協力を深める
7月18日、上海音楽学院の馮磊副院長は、日本武蔵野音楽大学の福井直昭学長、日本文化教育連盟の魯林理事長、および早稻田文化館の草野詩音代表一行と会談しました。上海音楽学院国際交流処の王旭青処長も出席しました。
(写真・WeChat公式アカウント「上海音楽学院」)
馮磊副学長は福井直昭学長一行の訪問に歓迎の意を表し、上海音楽学院の歴史と学科建設の状況を簡単に紹介しました。馮副学長によると、上海音楽学院は1927年に設立され、中国初の独立した国立高等音楽教育機関であり、学部教育と大学院生教育(修士課程、博士課程)を行い、2つのポストドクター科学研究流動ステーションと、付属の中学校と小学校を運営しています。上海音楽学院は昭和音楽大学、東京芸術大学、国立音楽大学などの日本の多くの音楽大学と交流・協力関係を持っています。今回の会談では、武蔵野音楽大学と友好的な協力関係を築き、中日文化・教育分野における相互理解を深めると馮副学長は述べました。さらに、馮副学長は上海音楽学院では、中国芸術歌曲国際声楽コンクール、IPEA国際打楽器コンクール、「百川賞」国際作曲コンクールなどの国際音楽コンテストを開催しており、武蔵野音楽大学の教員や学生の積極的な参加を歓迎すると照会しました。
福井直昭学長は上海音楽学院の熱烈な歓迎に感謝の意を表し、武蔵野音楽大学の成り立ちとキャンパス・施設を簡単に紹介しました。同校は「音楽芸術を研究し、人格形成に専念する」という教育方針を掲げ、学部課程と大学院生(修士、博士)課程を提供しており、高等学校や幼稚園も運営しています。教育施設や会場も充実しています。
会談では、双方は今後の具体的な協力方向を検討し、多くの合意に達しました。
会議後、馮磊氏は福井一行を連れて、国家芸術基金の助成を受けた「オペラパフォーマンス人材育成」プロジェクトの実践報告公演(第1回)を鑑賞し、上海音楽学院オペラハウス、学校のオープンスペース、東洋楽器博物館などを見学しました。
情報源:WeChat公式アカウント「上海音楽学院」