上海国際輸送センター、今後5年の青写真を公表
7月22日に「『第15次五カ年計画』期間における上海市の国際輸送センターの建設加速化計画」(以下、「計画」)が発表されました。「計画」の全体目標は2030年までに、ハブゲートウェイ機能が世界をリードし、現代的な総合輸送サービスが高品質かつ利便性が高く、総合輸送分野のスマート・低炭素イノベーションがけん引役を担い、総合輸送ガバナンス体制が強靭かつ万全であり、世界的な総合輸送資源の配置能力が顕著に向上した国際輸送センターをおおむね構築することです。
「計画」では以下の6つの重点任務を掲げています。
1.世界トップクラスの国際港湾ハブの構築
小洋山北部、羅涇港区などの重点プロジェクトを引き続き推進すると同時に、大水深岸壁の確保・管理も進めます。外高橋コンテナ鉄道中央駅と港湾荷役引込線を完成させ、海鉄複合一貫輸送サービスの後背地市場を継続的に開拓します。同時に、水上通信、ナビゲーション、気象サービスなどの保障システムの整備も持続的に強化されます。
2.全方位的な複合型国際航空ハブの構築
浦東国際空港第4期拡張工事と東方ハブ・上海東駅は「第15次五カ年計画」期間中に建設が完了し供用開始される予定で、同時期に滬通(上海-南通)鉄道第2期、軌道交通21号線などのアクセス輸送インフラも完成し、空港と鉄道の複合一貫輸送の利便性がさらに高まります。浦東国際空港の全方位的なゲートウェイの複合機能、旅客・貨物路線ネットワークの世界との接続性、ハブとしての乗り継ぎ機能はさらに向上します。
3.ハイエンド海運サービスの「ソフトパワー」の向上に取り組む
上海は海運保険のエコシステムの構築を加速させ、新型船舶や複合一貫輸送などの分野における専門的な保険商品の開発を奨励します。航空機や船舶などのファイナンス・リース事業を大いに発展させます。海運保険などの重点分野におけるアドホック仲裁の活用を推進し、地元仲裁機関の国際的なサービス能力を向上させます。「上海海運指数」ブランドをさらに磨き上げ、世界トップクラスの海運取引所の構築を目指します。
4.国際輸送センターのデジタル・スマート・グリーン化の加速推進
デジタル化の面では、海運貿易分野におけるデジタル技術の活用範囲と規模を拡大し、長江経済ベルトにおける複合一貫輸送向けの分散型協調データチェーンを重点的に構築します。スマート化の面では、スマート港湾、スマート空港の高度化を進めるとともに、内陸水路におけるスマート航路の整備を体系的に推進します。グリーン化の面では、新エネルギー船舶やクリーンエネルギー船舶の導入・普及を重点的に進めます。
5.総合輸送業を基点とした川上・川下産業の共同発展の促進
国際海運用グリーン燃料の認証・充填(バンカリング)・取引センターを整備します。船舶・海洋装備の低炭素化・スマート化を推進します。地元のクルーズ運航事業者の市場競争力を高め、アジア太平洋地域のクルーズ観光ハブ港及び国家レベルのクルーズ観光リゾートの整備を進めます。浦東国際航空城及び虹橋臨空経済モデル区に依拠して、より多くの航空サービス関連企業の集積を促進します。
6.一流の総合輸送発展環境の整備
通関、法的保障、人材育成、産業振興、国際交流などの分野において、国際輸送センターの構築に携わった幅広い市場主体に対し、より安定的で透明性が高く、充実した発展環境を提供します。
※ 上記日本語翻訳は参考用です。中国語版が正式なものであり、両言語版の間に相違がある場合、中国語版が優先されます。
出典:WeChat公式アカウント「上海発布」